2006年11月7日

中途採用面接

中途採用面接を行う時に、僕が心がけている事、面接者に心がけて欲しい事を書いてみようかな。
自分で心がけている事は、
1.自分も面接者から評価されている。
特に社長というのは会社の顔だから、「つまらない会社。横柄な会社。やる気が生きない会社。」と思われるのは絶対に避けたい。
2.聞き役に徹する。
自分の会社の説明したい事項はたくさんあるけれど、まずは聞き役に徹してどんな人なのか、どのポイントが働く上で大切に感じているのかを聞かせてもらう。口下手な人には、よくある質問を振って話しやすいようにしてあげる。
3.不安に思っているポイントを探る。
どんな優秀なキャンディデイトであっても新しい環境で働くのは不安なものだから、できるだけ不安に思っているものから解決する形で話をする。
4.条件を明確にして、結論を急がない。
面接では「交渉術」を使わない。ともすれば会社に有利な状態でクロージングする事が採用する側にはできてしまう。でも、長く仲間としてやっていくのなら、じっくりと誠実に話し合ったほうが有益だと思う。人事マンは営業マンと違う資質がいるんだと思う。
面談者に心がけて欲しい事は
1.最低限と思う事は守る。
時間どおりにくる。携帯はマナーにしておく。スーツで来る。履歴書等をもってくる。
2.さわやかに丁寧に話す。
別に敬語がへたっぴでも誠意が伝われば充分だし、口下手でも穏やかで優しい笑顔の人であれば好感度はぐっと増す。緊張しているのは全くかまわないので、微笑んで和やかに話して欲しいなぁ。
3.ある程度まとめて話す。
これも何分って決めるわけではないけれど、永遠と話されると・・という事。
4.妥協できないポイントを話す。
結局すりあわないかもしれないけれど、ここが一番大事。たとえば、日曜日は習い事しているからダメとか、ローンがあって月20万を下回ると生活できないとか。
5.最初から色々できる人より、これから何でも覚える人のが欲しい。
経歴をビャラ〜っと見せられても、ふーん・・って感じなのです。色々できるのに、うちじゃちょっと発揮できる環境がないかなぁ・・って。
あと、学びたいって心は大事だけど、職場は学校じゃないので「教えてもらって当然」という人は即退場。これって難しい基準だけどそういうことなんだよね。
そんな感じです。

2006年11月6日

カテイとシゴト

実は今月はプライベートで忙しい。
個人的に付き合いのある人はみんな知っている事なんだけど、今週の土曜日は結婚式なのだ。
ベンチャー社長の「結婚」ってのは、会社にとってもそれはそれで一大事で、たとえば今まで会社資金が苦しくなれば、無尽蔵に社長ズマネーが出動していたのだが、今後はどうなるのかなぁと思ったりもする。
今までみたいにあんまり会社に泊まりこんでお仕事とかは控えなきゃいけないだろうしね。
なんにしても、気ぜわしくってあんまり最近は仕事に一点集中とはいかない。土日ともなれば準備に追われているし、当日までに仕上げなきゃいけない宿題もやってもやっても増え続ける感じ。
転換期って色々重なるもんだけど、ここが踏ん張りどころだねぇ。

2006年11月5日

いい線だね。

ちょっと立ち読みで読んだ本に、「もう一頑張りしてほしい。もうちょっと修正して欲しい。」と思ったときに、気持ちよく再考、再トライしてもらうヒトコトという事で、紹介されていた言葉。
「いい線だね。」
殆ど同意、でもこのままじゃ満足できないよ・・というニュアンスを出す事で自発的に修正してもらうって意味ですごいいい言葉だと思う。
なるほどねぇ。

2006年11月3日

応募者3人

昨日は、アルバイトで募集をかけた人を選考するために、東京出張を半日で仕上げて切り上げ、お昼から準備万端待っていた。
一人目、14時のアポイント。
14時になって電話が入る。ドタキャン。
二人目、15時のアポイント。
連絡も来ず。スッポカシ。
三人目、いきなりノーアポで11時にきた中国人。
うちのスタッフが出張中と告げると17時にまたくるという事で17時アポ。
17時に現れる。・・二人プラス通訳の友人。
泣いた。