2007年1月20日

土曜日のオフィス

昨日の記事を振り返って読んでみて
「まとまってないなぁ」
と、感じる。
けれど、それはそれとして等身大の自分が表現できているから、そのまま残しておこう。
平日に書くブログは、業務のこまぎれた時間をつかって少しづつ書いている。だから、考えていた事もぶつ切りになりがちで、上手く伝えられない文章になる。何かのテストなら思いっきり減点の対象だと思うけれど、「等身大の自分を表現する」という意味では良いのかもしれない。
さて、今日のテーマは「土曜日のオフィス」
平日の管理職って様々な問い合わせや調整に翻弄されて、集中して行うタイプの仕事は中々出来ない。早朝の集中できる時間は貴重だがなんといっても短いし、夜は可能であれば早めに切り上げる形にしたい(とは思うけれど、相手のあることだからね・・いつも遅い)。
日曜日は可能ならプライベートで時間をとりたい。
だから、土曜日は思いっきり自分の仕事を集中して楽しめる大切な時間になる。
ゆっくり友人のブログを巡回して、思うところを書いて、気になる事を検索して、新しい何かを企画したり試してみたり。ちょっと後ろ向きに溜めていた事務処理を纏めてやったり。
土曜日が暮れる頃になると、気になっていたものが「スッキリ」する。これって自分の中ではとても大事。
マイホームを建てるときに、ビジネスマンであれば「書斎」が欲しいと思うのだろうけれど、土曜日のオフィスってまさにそんな感じ。
ワイワイと話したり、電話がバンバンなったりする平日のオフィスも活気があって好きなんだけど、落ち着いた雰囲気の土曜日のオフィス。
いいよね。

2007年1月19日

薄い本

情報を入れる中心はネットになっているのは否めないのだけど、体系だてて知りたい事や必要充分な分を抑えておきたい、という時には本を買うようにしている。
買うときは出来るだけ薄い本。
読むのは早いほうだと思うのだけど、それでもやっぱり短い時間で全部を一気に通読できる分量であって欲しい。
でも、本当はじっくり精読する方が好きなので、ゆっくり時間が取れるような時期がきたら思う存分本読んで過ごしたいなぁ。
ちなみに、今までで一番読書をしたのは留学時代。日本語に飢えていたのもあり、英語で読まなきゃいけなかったものもたくさんあり。
でも、あの時って幸せだったな。
それはそれとして、キュッとしまった言葉にはいつまでも人生の指針になるような響き方をするのが多い。薄い本って要点が良くまとまっていて、そういうの多いと思うんだ。

2007年1月18日

《案件のつなぎ目》

最近はまとまったお仕事を取る力が付いてきて、ある程度安定してお仕事をみんなに回していけるのだけど、それでも案件のつなぎ目ってどうしても生じる。
スタートは、まだワークフローが固まっていなくてバタバタするし、エンドは次の案件に移行するためエースが離れ、自分のような管理者や新しいスタッフなどでクローズまで持っていく必要が出てきてしまう。
最初と最後は揺らぐものなのだ。
しかし、最初こそキッチリとやりたいと思う気持ちはお客さんも我々も同じ。
だから、変更などが多くて大変だし、聞いていない事も多い事がたくさん起こる初回には信頼できる人材で固めるのだ。また、この時期を任せられる人であれば、どこでお願いしても大丈夫だという安心感や信頼が生まれる。
同様に、クロージングに関しても余裕の無い部材の調整やトラブル後のフォロー店舗が重なる事が多いし、負担も大きくなるため、技術力よりも意識の高い人や懐の広い人が担当する事になる。
最初と最後、特に大変な事も多いとは思うけれど、そこを引き受けてくれるから安定してみんなが引き受けられる中央部分が作れるのだ。
年度末に向けて大小様々なプロジェクトが入り乱れる。
お互いがフォローするからこそ、組織として強みが出せるんだと思う。
協力して頑張っていけるといいね!

2007年1月17日

調整力

予定のバッティングというのは、誰にでもあると思うのだけど、代替のきかない立場になった時や何人かを代表する立場になった時というのは、またなんとも云えないつらい判断をしなきゃいけない事もある。
「どうしても〜」という事が重なった時、
「もう既に○○回変更しているのに」というように何転もしている時、
あるいは、断れば大勢の人や恩人に迷惑をかけてしまう時、
ドライに何かだけを選ぶ事なんて出来ない。
しかし判断し、調整する事から逃げちゃいけない。
そういう調整シーンでは、私は一つ決めている事がある。「相手の気持ちがどこまで入っているか」を基準にする事。規模の大小や正しさを基準にしてしまっては、必ず後悔する事になる。そもそも比較するものに優劣があれば、優先順位に迷う事なんてないのだから。
「心意気」が基準であれば、たとえ合理的ではなくても自分や関係者に充分納得してもらえる。自分が「本当に一大事」だというシーンでは、そちらを採るという信頼につながるからだ。
そして、あとはどういう経緯でそういった調整や判断に至ったのかという部分を丁寧に説明する事。

この一週間、専門学校生のインターンを受け入れているのだけど、大学生とはちょっと違う雰囲気や取り組み方が面白いと思う。
簡単にまとめてみると、一つは学校の戦略性が強い事。このインターンを通してこんな風に活かしたい、こんな感じにつなげたいという意識が随所に感じる。
大学の場合は、他の学校もやっているし・・みたいな感じで、むしろ就職を控えた学生のほうが意欲的に取り組んでいるので、組織的には随分消極的に感じる。
次に順応性や耐久力は専門学校生の方が高いのではないかと感じる。
初対面時のガチガチさみたいなものはあまり感じず、自然体でいる。きっと実際に働く時にも自然とその環境に合わせる順応性みたいなものが備わっていくんじゃないだろうか。聞くと、インターンを経験する機会も大学生のように「時期固定の1回だけ」みたいな制度ではなく、何度も色々な会社の中にもぐりこむ経験をしているみたいだ。これは、本人もきっとあまり自覚していないのだろうけれど、非常に大きな強みになる。
今は一人だけだから、固有のキャラクターによるところもきっと多いのだと思うけれど、今後引き続き受け入れていく中で、「大卒」「専門卒」のそれぞれの魅力に合わせて採用・育成の戦略を考えていく事ができれば、当社にとってもとても意義のあるインターンになると思う。