2023年7月7日

21年目挨拶

- 21年目挨拶 -
株式会社トライアンフ代表をしております、日向正嗣でございます。
多くのお客様、パートナー会社の皆様、そして社員やそのご家族の皆様に支えられ、株式会社トライアンフは20年全力でサポートサービスを展開してまいりました。改めて心より御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
ゴールデンウイークに行いました20周年イベントも初めて全社員集合いたしまして、盛大に祝うことが出来、素晴らしい仲間たちと共に会社を発展させてきた喜びと共に、これほど多くの社員やそのご家族に対して責任を持つ経営者として、身の引き締まる思いでございました。
また、たくさんの祝賀コメントを各社から戴きまして、その温かいビデオメッセージを社員みんなで本当に誇らしく、嬉しく拝見させていただきました。ありがとうございます。

さて、第20期を振り返りたいと思います。
半導体不足の影響が残る夏から一転、大変な好況となりました20期でございました。インバウンドを始めとしたホテル・飲食系、GIGAスクール後の文教系、マイナカードに係る公共医療系、勿論一般企業や小売り系に至るまで、本当に幅広い業種が活況になる中、多くのお仕事を戴きました。ご協力いただきましたパートナー会社の皆様、スタッフの皆様にも、お力添え戴きまして本当にありがとうございました。

一方で、円安、資源インフレの影響及び、技術者ひっ迫状況が急速に進み、過去にない程の安定調達に悩まされる期ともなりました。当社も多くのお客様に金額のご相談をさせて戴きまして、今後も高いサービス品質を実現・維持しつつ、ご理解ご協力いただければと考えております。
20期は、大きな増収・増益となり、会社としての成長を実感できた1年ではございましたが、この20周年へ向けての大きな目標と掲げていた年商10億円は、もう一歩届かずに終えることになりました。私も経営者としての力不足を感じた一年ではございましたが、目標に向けて全力で取り組んで戴いていた社員各位には感謝の気持ちを伝えると共に、力の及ばなかったところは何だったか、しっかり振り返って今期に活かしていきたいと思います。胸を張って前を向いていきましょう。

21期も大変大きな需要の見込める1年になりそうです。ご期待戴いているお客様にまっすぐ応えるべく、力を尽くしてサービス向上に取り組んでまいりたいと思います。
特に、人材調達や社員育成こそ当社の一番の強みでもございますので、たくさんの人達とのご縁を大切に、「気持ちをつないでいく会社」の本領を発揮してまいりたいと思います。

最後となりましたが、改めて20周年イベント時のスピーチ「20周年を迎えた今こそ伝えたいトップメッセージ」をお送りしたいと思います。

20周年を迎えた今こそ伝えたいトップメッセージ
創業20周年記念パーティ

株式会社トライアンフ代表取締役社長日向正嗣です。
当社も20周年を迎えるにあたり、2020年4月29日にANAクラウンプラザhテルグランコート名古屋に於いて「株式会社トライアンフ創業20周年記念パーティー」を行いました。
お昼の企画である、フォトロゲ・ボーリング・観光・筋トレ・モノポリーを各チームに分かれて行った後、18時から全体集合写真を撮影した後に会場入りし、私の挨拶やお取引先様からの祝辞、表彰、新ロゴ発表、記念品、ビンゴ等、企画盛りだくさんで、本当に大いに盛り上がった祝典でした。
ご協力頂きましたホテルスタッフの皆様、素敵なお写真を沢山撮影戴きましたカメラマン乾高弘様、暖かいビデオメッセージをお寄せいただきましたお取引先各社様には、心より御礼申し上げます。
また、この日に向けて、案件稼働日程をご調整戴きましたお客様には本当に感謝申し上げます。

決意も新たに、今後ますますの発展を祈念致しまして、私が20周年パーティーでお話ししたトップメッセージを公開したいと思います。

2025年卒採用向けインターン、4月より採用直結の就業体験に。


株式会社トライアンフ(本社:名古屋市中区上前津)は、2023年4月以降に実施する5日以上のインターンについて、希望者には採用選考を視野に入れた評価の導入を決定した。
従来の業界業種研究、実務体験に加え、人事担当者だけでなく現場社員による指導、フィードバックの導入、適性検査の実施を行い、学生自らがトライアンフの業務に就く能力が自らに備わっているか見極め、実際に就業する事を想定した上でお互いがマッチングするかどうかを充分に検討できるインターンを目指す。

採用選考に直結するインターンを実施する場合には、5日以上(可能であれば2週間以上)の実施期間を設け、学業との両立に十分配慮した上で日程調整する。


【株式会社トライアンフ代表取締役 日向正嗣 コメント】
当社では従来より多くの専門学校、大学等の教育機関と連携し、2週間から1ヶ月程度のインターンを受け入れ、就業体験を積んで戴いておりました。また、夏季休暇等に合わせ、学生の希望に応じた期間のインターン受け入れも積極的に行い、現場体験だけでは無く、社長営業同行や銀行商談見学等、アルバイトとは異なった就業体験や見学を通し、一人一人の学生個人の将来に活きる経験を積ませてあげたいなと思って取り組んで参りました。
一方で就活の早期化に対応した1dayインターン、オープンカンパニーと呼ばれるワークショップや説明会、座談会などの開催も積極的に進めており、今後も力を入れて取り組んで行きたいと考えています。
4月より、長期インターンを積極的に採用評価に結びつける事により、充分に当社の魅力が伝わった学生に対してそのまま採用選考に繋げられる制度にインターンが生まれ変わる事により、より当社にマッチした人材の採用強化に繋がると期待しています。
インターンだけが採用ルートというわけではありませんので、今後も新卒採用についてはしっかりと取り組んで参りますが、是非インターンの機会も就活に活かして貰えると嬉しいです。


インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方(経済産業省_2022年6月13日)
https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220613002/20220613002-1.pdf
株式会社トライアンフ 採用情報
https://www.triumph.jp/recruit/index.php

■会社概要
商号  : 株式会社トライアンフ
代表者 : 代表取締役社長 日向 正嗣
所在地 : 〒460-0013
      愛知県名古屋市中区上前津2-14-15 第一住建上前津ビル 6F
設立  : 2003年8月27日
事業内容: コンピュータシステムにおける企画・運用
資本金 : 10,000,000円
URL   : https://www.triumph.jp/

ドリームライブラリ2019より

日向です。
「カンボジアのすべての子供たちが、いつでも自由に本を手に取れる環境をつくる」というビジョンの元、MeRAQ COMPANYの鵜川さんと、NPO法人HEROの橋本さんの声掛けで始まりました、この図書館建設プロジェクト、様々なプロジェクトリーダーがその志を継いでプロジェクトを繋ぎ、これまで5つの小学校に図書館を設立してきました。

*トロペアンルサイ村(2016年11月)
*スレイクワウ村(2017年7月)
*スレイン村(2018年5月)
*サァーン村(2018年6月)
*シェムリアップ州バコン郡バンチョム小学校 (2019年)

当社も微力ながら協賛しておりまして、私も初回のルサイ村から毎回開設日には参加しておりまして、子供たちに本を届けて参りました。
一回目は、村に泊まってペンキ塗りとかもしましたからね。思い入れもあるプロジェクトです。


今回は待ちに待った3年ぶり第5弾のプロジェクトとして、シェムリアップ州チクレン郡オーロミエン村の小学校の敷地内に図書館設立される事となりました。今回のプロジェクトで共同代表を務められております武村育枝様、田原里砂子様、和田あいこ様、関まりこ様には、改めて感謝申し上げます。

開設日はいよいよ今月、来週となりまして3月11日。いまからあのカンボジアの子ども達のキラキラの笑顔に会えるかと思うと凄い楽しみです。
シェムリアップまで距離のある村々だと、まだまだ電気は来ていてもネット回線も貧弱で、スマホの普及も充分では無くて、少なくとも子供がいつも見られる環境にはないので、暫くはリアル図書館は子供たちの知識や世界への扉としても必要だと思うんですよね・・。この3年でどう変わったかは、現地で見てみたいのだけど。
でも、2016年のルサイ村の子ども達もそろそろ成人する年齢の子もいるわけで、こういうのは継続していくと現地での輪も広がっていくんですよね。来週、楽しみだな。

2022年8月31日

第19期決算総括

第19期の決算総括です。
株式会社トライアンフ代表取締役の日向正嗣でございます。

本期は、半導体の供給不足による受注の不安定化と、大型保守の終了に伴う重点取引先の安定売り上げの消滅により、非常に舵取りの難しい期となりました。
半導体不足については、全体的に不足感はありましたが、取引先によりその供給逼迫度には大きな差があり、旺盛な需要は間違いなくあったために、当社の同業界においても濃淡が大きく分かれ、調達のうまく行った商流では売上・利益ともに過去最高を更新する会社も多数ある中、調達が難航する商流では案件の遅延や消滅を繰り返し、不安定でブレーキが強い一年だったと思います。私も振り返ってみれば、もっとやり方があったのではと思える場面も多く、悩ましい一年でした。
一方で、長年コンビニにてチケットサービスや代金支払いを行っていたマルチデバイス機器の保守を当社では行っていたのですが、2022年6月期にマルチコピー機に機能統合されることにより、全台撤去となりまして、当該案件の取引が期を通じて減少し、ちょうどこの19期最後には消滅してしまう事になり、当社の中では1割以上を占める安定売り上げが無くなる事となりました。

コロナ禍になってきてから力を入れたインサイドセールスは、新たな取引先の強力な開拓を進め、新規取引先、特にノンアイティーの案件を中心にサポートの幅は広くなり、無人機やロボット等、既存のお客様からは中々出てこない案件も多くの引き合いを戴けるようになってきました。
既存のお客様からも旺盛な需要のご相談を戴いている所ではございますので、半導体回復と共に、コロナ禍の反動需要はまだまだこれからが本番だと思います。
19期の決算は、大きな営業損失となってしまったので、保険を解約して最終黒字に無理やりもっていきました。正直なところ誉められたオペレーションではありません。私が急死した時とかに相続で困りますし。
ここ数年は本当に「稼ぐ力」を年々失っているので、外部要因を言い訳にせず、日常をひとつひとつ頑張って行きたいところです。

財務的には、コロナ禍での借り入れでジャブジャブしていて、調達コストである金利負担が重たいところです。ある程度のリスクヘッジや運用を考えつつ、資本コストを抑えていく必要はあるかと思います。コロナ初期のとりあえずジャブジャブにする状態から、反転攻勢期の為のキャッシュへ意味づけを変えていく必要があると思います。

今期は節目である20期となります。
今年は目に見えて、拠点長、統括のマネジメント幹部の意欲が高く、不甲斐なかった19期から躍進すべく日々業務に邁進している勢いを感じます。また、お客様から表彰や高い評価を受ける機会も多く、現場社員からも「品質」に対する高いモラルを感じます。
お客様、パートナー各社様には、大変お世話になっており、心より感謝申し上げます。今期も引き続き、社員一丸となって社業に邁進して参りますのでよろしくお願い申し上げます。