2006年9月30日

守れないルールなら無い方がいい

いつもよく読んでいる雑誌に「PRESIDNT」というのがある。
コンプライアンスの指摘に、いつも感じている事が良く纏まって載っていたので自分の考えを整理するいい機会になった。
それは、「問題が起きると誰も守れないような厳しいルールが作られる。そうしたルールは誰も守らない。ルール遵守の気持ちが萎えると守らなくてはいけない最低限のルールまで守られなくなってしまう。」と云うことである。
私は、ルールは最低限で公平なものを皆でしっかり守る事が大事で、その上の部分はマナーや常識の範疇だと思っている。ルールに決められていないからと云ってマナー違反をする人と、守る事のできないような厳格なルールを定める人は、どちらも組織にとって害になる。
ルールを定める権限を持つ人は、運用が成り立つかどうかをしっかりと考えなければならない。