株式会社トライアンフは、フィールドサポート、カスタマーサポート等のITインフラ導入・保守を中心に全国展開作業を請け負うIT企業です。

株式会社トライアンフ

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プロジェクトマネージャ試験の平成24年度春季結果発表がありました。
去年も挑戦して落ちていた試験だったのですが、何とか合格して良かったです。
今まで情報処理の業界にいながらITパスポートまでしか取得していなかったので、情報のレベル4資格を抑えておきたいなと感じていたので、喜ぶ・・というよりもホッとしています。
午前1は去年通過済みで免除になっており、午前2は80点、午後1は77点、午後2はAでした。
各科目6割とれば通過なので、難易度比較サイトなどでSレベルの最難関という位置づけの割には取りやすい資格で、正直なところ2週間くらい勉強漬けの時間が確保できれば十分仕上がる試験だと思います。この試験の合格率が低い理由はおそらく現実にプロマネをやっている人がロクに勉強時間を確保できていないという業界の現実によるものでしょう。
私が行った勉強方法を紹介します。
まず、午前1と2ですが、翔泳社の「情報処理教科書 [春期]高度試験午前I・II」を買いました。1は去年取得済みだったので、2011年度版です。一度理解しながら通読し、理解できないところは放っておきました。二度目は回答すぐ見て暗記しながらの通読、試験前にざっと問題みて回答がどの項目かわかるかを確認読み。理解度は7割くらいで充分通ります。
今年は午前2だけなので、去年の本の該当項目だけもう一度回答見ながら暗記通読しました。すっかり忘れてましたが、プロマネの項目は他の分野よりもシンプルで理解に苦しむところがないので簡単です。午前1は広い分野で浅く、午前2はプロマネ分野を中心にある程度深くという問題の振り分けですが、去年も感じたとおり午前1の方が勉強に手間がかかりますので、午前1が免除になると格段に午前の勉強は楽になります。一度応用情報以上で午前通った事のある人は、5時間くらい勉強時間があれば間に合います。去年の私のようにまっさらから午前1・2を受けるなら15時間くらいは学習時間が必要だと思います。コツは、理解に時間のかかりそうな理論的な問題と、新規にたまに出てくるような難しい問題は、勉強中も試験中も気にしないという事です。見たことある問題と、簡単そうな問題で6割を切るような事には、そうそうなりません。
次に午後1ですが、私はこれがプロマネの試験の一番難関だと思います。去年はここで落ちました。去年のミスとしては、通読時にちょっと誤解していたことがあって、回答の真ん中くらいで「アレッ?」と気が付いて問題文もう一度読んだら、あぁそういう事ね・・という感じだったのですが、この試験は何と言っても時間との勝負。失った時間は取り返せませんでした。
勉強に使った教科書は、日本経済新聞出版社の「プロジェクトマネージャ完全教本」。この本は前段の対策やら分析やらが面白くて、割とそこばかり読んでしまい中々億劫な内容に踏み込めないんですよね。
対策に、通読して下書きして・・って書いてあるのですが、去年私はその方法で前述の誤解が発生したので今年はやり方かえました。午後1は各見出しごとに設問になっているので、見出し読み終わったら設問いって解いて、次の見出しいって、次の設問読みに行って、という形にしました。あまり沢山短い期間に理解したり記憶したりするのが苦手な人はこっちのがお勧めです。
勉強方法は、実際に書いて解いてみるのが良いのでしょうが、私は読んで回答考えてみて、回答見るという、あまりお勧めできない方法を取っていました。学習時間は5時間程度だと思います。去年は国語のテストみたいなものなら大丈夫と思ってテキストの模範解答を全問一読して終えていたので、2時間程度でした。
午後1は国語のテストのように、文章内に答えのあるケースも半分くらいあるのですが、メンメンと受け継がれるプロマネ試験の模範解答みたいなものがあります。それは、「手戻りが発生してしまうから」とか「相手の担当者で行き詰ったら、その上司に相談する」、「納期・コスト・品質に影響が出る」みないな、何だそれか、のような答えで、パターンを知っておけば、あぁこの手の質問ね、と処理できるのだけど、国語のテストのように文中を探し続けるとさっぱり答えが出てこなくて時間が飛ぶように過ぎているというハマりパターンになります。
あとは、模範解答はシンプルに書いてありますが、文字数いっぱい使った方が有利なような気がするので、句読点は答えに入れないようにすると良いと思います。2問解かないといけないので、1問目は半分の時間以内に片づける意識が大切です。
続いて午後2の論文ですが、学習テキストはTAC出版の「プロジェクトマネージャ午後2 最速の論文対策」と、午後1でも使っていた完全教本。
最速の論文対策と謳っているだけあって、薄くて必要な対策は全部そろっており、これは絶対読んでおいて損はないと思います。実際に去年はこの例題とピタリな問題が出ていて、準備通り書けて自信満々でした。今年は、ちょこっとテーマがずれた感じもしますが、この論文用の部品を作っておく対策は相当活きたと思います。
完全教本の回答は、しっかり学習時間を確保してたくさん書き込んでこないと、ここまで中々制限時間にかけないだろうなぁというものなので、勉強効率としては厳しいでしょう。しかし、論文用の部品作りには参考になるので、読んでおいて損はなさそうです。決め台詞みたいなものは、私もそのまま使いました。
3問中1問回答でよく、その中でも「要員管理」が頻出します。テーマは要員管理に絞って準備しておくのが良いと思います。契約モノやら数字の絡むようなモノに手を出す人は、自分からハンデを背負いに行っているようなものでしょう。
試験中のキモとしては、設問アに時間と取りすぎない(書きすぎない)ことだと思います。後半時間が苦しいので。
しかしながら、これは取りやすい資格だなと感じましたし、文系出身者はきっと情報処理系の資格、基本情報もちょっと敷居が高いのではないかと思いますが、プロジェクトマネージャはねらい目です。何にしても取れて良かった。