どこに顔を出しても仕事が無い、仕事が無いと、最近はそればかりなのだけど、この時期はエリアなり人脈なりを広げていこうと思っている。
忙しくなっている時には、中々「広げる」という動き方はできないから。
昔から感じている事なのだけど、仕事が頻繁に発生していないエリアというのはどの会社も進出しにくい。だから全国展開作業等でイザ案件がスタートすると都市部から出動する事になる。交通費や宿泊費を考えるとやっぱり各地域のSEに本当は対応して欲しいと思っている。しかし、頻度が少ないからコネクションも作りづらく・・結局具体的な案件が出てから考えようという事に成り、具体的な話が出た時には都市部から出動する。こんな鶏とタマゴの繰り返しを演じてきた。
当社のように中部であれば、渥美半島であり、高山であり、熊野や尾鷲のような地域。手元からもう少し広げてみると北陸三県であり、静岡といった地域だ。そして全国でいつも話題になるのは、中国四国エリアだ。
どの地域も地元独力で頑張っている企業はあり、たとえスポットでも仕事は請けたいと思っている。
しかし実際は、コストが合わないと叫びながら都市部からエンジニアが走ってくるのだ。
今月私は心に決めた。
「コネクションファーストで行こう!」
やっぱり会った事もない業者には仕事をお願いできないし、クイックレスポンスがクオリティの重要な要素である我々の仕事で案件発生時に会いに行くのでは遅すぎる。
静岡、北陸は大幅に強化できたし、関西のパートナーも回りまくって多くのキーパーソンや会社を紹介してもらった。
すぐに仕事には結びつかないかも知れないけれど、仕事は結局人が運んでくるものだし、サービスも人がいなければ提供ができない。
景気は必ず循環するので、次の為に確実な一手を打っておこう。