2022年7月1日
- 20年目挨拶 -
株式会社トライアンフ代表をしております、日向正嗣でございます。
早いもので、27歳の誕生日に創業したこの会社も20周辺を迎える事となりました。
まずは、これまで支えて来て戴きましたお客様、社員の皆、そして当社に関係して戴きました全ての皆様に、心より御礼申し上げたいと思います。
19期は市況の盛り上がりとは裏腹に、厳しい結果になってしまった事、私の力不足を痛感し、大変申し訳なく感じております。しかしながら、このコロナ禍を通じて取り組んできた体制強化や品質向上については、多くのお客様よりご評価いただき、複数の賞や感謝状を戴きました事、改めまして御礼申し上げます。社員一同、大変うれしく感じており、一層のサービス向上に繋がっていると実感しております。
また、インサイドセールスを中心とした新規顧客開拓、コロナ緩和によるフィールドセールス強化により、沢山の新しいお客様からお仕事を戴く機会を戴きました。取引し始めてから着実に実績を積み上げており、大型の案件を戴ける機会も増えて参りましたので、今期以降の更なる業績向上に繋がっていくのが楽しみなところです。
さて、20期は大事な節目の20周年でもございますし、これまで掛け声だけになってしまっていた年商10憶への挑戦を実現するため、結果に拘った経営を行っていこうと思います。
20年もこの業界で変遷を見ていると、カスタマーエンジニアって今後どうなるんだろう?って考える事が良くあります。昔に比べると多品目、短ライフサイクルになっている事は間違いありませんし、リモートじゃ解決しえない物理的なものなんて沢山残ります。特殊な資格や機材のものや大型のもの、大量なものをユーザーが直接扱うには限度がありますし、何よりお客様である「働いている人」や「ご家庭」は年々高齢化して人に頼りたいと思う割合は明らかに増えてきています。
踏み込んでいってしまえば、当社の大きなお客様であるメーカー系のカスタマーエンジニアは、「働き方改革」の名のもとに、夜間や休日の対応を徐々に減らし、その分のアウトソースニーズは大きく増えております。
「エネルギー」や「環境」等のテーマに沿った市場規模も大きくなっており、広い守備範囲で対応しようとしている当社の姿勢は、今まで取引の無かった系統のお客様にもご評価いただけるようになってきました。
IT業界は、ブロックチェーン、メタバース、E-スポーツ等、注目される技術が沢山あります。今後のITインフラをサポートする当社の立ち位置を鑑み、新しい技術には常に高い好奇心をもって臨んでいきたいと思います。
20周年も大いに祝い、社員一同今年も精一杯業務に邁進して参りますので、今後とも変わらぬご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年7月1日
- 19年目挨拶 -
株式会社トライアンフ代表をしております、日向正嗣でございます。
まずは、この大変なコロナ禍を一緒に切り抜けて戴きました、社員の皆様、スタッフの皆様に改めて御礼申し上げたいと思います。また、この一年、当社をご信頼戴き、お仕事を戴きましたお客様には、社員一同を代表いたしまして心より感謝申し上げます。
全国のパートナー各社様には、昨年のコロナ初期より秋頃にかけて、殆どお仕事をお願いする事が出来ず、大変申し訳ございませんでした。また、秋以降のGIGAスクールを始めとした多くのご協力につきましてお礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
まずは18期の振り返りから参りたいと思います。
コロナの需要激減が一番厳しかった去年の春期を17期に織り込む事が出来まして、18期は復興からのスタートでございました。とはいうものの、7~10月頃までは案件も薄く、10月の途中くらいからGIGAスクール案件が発生しだしての業績回復となり、冬場からこの3月末までは大変多くのお仕事を戴きました。4月からはGIGAスクールの落ち着きと、ワクチン接種遅延や半導体のひっ迫によりまたブレーキがかかっていて、今は丁度「やりたくてもできない」状態が続いている状態ですね。
17期から引き続いて取り組んでいた、コロナ禍の対応であるコンシュマ、常駐派遣、保守、北海道オフィス開設によるドラッグストア案件の受注など、堅調に進み、雇用調整助成金助成金、家賃支援給付金等もあり、営業利益分くらいを賞与として還元し、助成金で戴いた部分くらいが最終黒字として残るような着地にできたかと思います。
働く体制といたしましても、バーチャルオフィスの運用などテレワークの活用や、マーケティングと組み合わせたインサイドセールスの運用など、コロナが終わっても継続する形が整ってきたかと思います。
また、これまで大きな懸案であった、社員採用、教育やメンター制度によるフォロー体制、品質の強化に力を入れ、現在社員120人規模に拡大している所です。
さて、19期でございますが、このご挨拶を書く前に、「9年目ご挨拶」を振り返っていました。
リーマン、震災からの復興を目指したあの一年。第9期は、債務超過からの脱却、売り上げ倍増と私にとってとても思い入れの深い一年です。
9年目のご挨拶にもあったスマートグリッドについてですが、東日本大震災のあった日、私は大気状況を確認するスマートメーターの機器保守で、屋外施設で現場作業をしていました。あれから10年。サステナビリティやSDGsは大きな社会テーマで「これから」の本命のジャンルになると思いますし、脱炭素系の機器保守やIot導入などは、加速度的に進むと感じられます。IT機器のみに視野を狭めず、引き続きこれらの機器の案件にも積極的に取り組んでいければと思います。
また、当社の中で常駐ビジネスや保守ビジネスが進んだ傍ら、お客様の中でも導入から保守までのサブスクリプション化、当社でいうところのI-FLATの様なDevice as a Serviceは、大きく世間に浸透し、進みました。お客様の属している業界等により、「3PL」や「LCM」等、呼び名は色々ありますが、これまでどちらかというと「保守サービス」のカテゴリにあったものが、購入からの大量導入展開を含む形に変わってきたと思います。WINDOWS10が「最後のWINDOWS」と銘打ち、昨年WIN7からの移行が完了した事も背景にあるかと思います。
一方で、そのWINDOWS10が最後のOSにならずに、2025年にサービスエンドを迎え、次世代Windows11が発売されることになりました。次なる体制強化としては、これまでの各エリアへの拠点拡大から、バーチャルオフィスを利用しての各県単位のきめ細かな社員分布になってくると思います。
社内のDXの含め、真摯にひたむきに、経営改革・業務改革に今後も務めて参りたいと思います。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2020年7月1日
- 18年目挨拶 -
いつも大変お世話になり、誠にありがとうございます。
株式会社トライアンフ代表の日向正嗣でございます。
新型コロナウイルス感染症により影響を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。また、全国の医療従事者はじめ保健・感染防止にご尽力されている関係者に敬意と深い感謝を申し上げます。
そして、この世界的な苦境の中、当社業務推進に力を尽くして戴きました社員並びにスタッフの皆様に心より感謝いたします。また、いつも温かくご支援、ご相談頂いておりますお客様、共に事業発展にご協力いただきましたパートナー会社様には、第17期も大変お世話になりました事、改めまして当社を代表いたしまして私より感謝申し上げます。
まずは17期を振り返りたいと思います。
前半に関しては、消費税増税によるシステム更改、ウィンドウズ7からの駆け込み更新などにより、16期に続き大変旺盛な需要を背景に、業績拡大を続ける事が出来ました。四国オフィスの開設に関しても順調に運用に乗せる事が出来、トライアンフカンボジアのオフィスも現地日系パートナーオフィスの間借りのお部屋から、単独オフィスの立ち上げ移転を実施致しました。
後半に関しては、新型コロナウイルスの影響顕在化により、大型の導入プロジェクトが続々と中止となり、当社のメイン事業となる導入・展開を中心とした案件は9割減状況となりました。一方で、ここ数年強化してきたHRS事業部を中心とした常駐派遣事業や、定期保守業務、ご家庭向けコンシュマビジネスは堅調であり、2月以降は機動的な社員の配置転換を実施し、業績への影響を最小限に抑える事が出来ました。
改めて、意に添わぬ配置転換や転勤に応じて戴きました社員には心より感謝申し上げ、危機に際しては引き続きご協力いただき、顧客サービスの継続、拡大にご協力頂きたく、何卒よろしくお願い致します。
また、お取引先金融機関様各位のご厚意により、大変負担の少ない条件で2億円ものご融資を戴き、コロナ禍における財務基盤の安定にご協力頂きました。心より感謝申し上げます。
また、コールセンターの設立や新サービスの投入など、当社のサービス向上だけでは無く、コロナ禍の社会貢献に繋がる学校へのIT機器支援を始め、オンサイトサポート支援など、苦しい時だからこそ地域の支えとなる取り組みを進めてまいりました。
さて、第18期でございますが、北海道オフィス設立を計画しており、コロナ禍でも堅調なドラッグストア案件の受注につなげて参りたいと思います。また、コロナ禍であるからこそ発生するリモートワークへの対応を強化し、今期の最大案件となるGIGAスクールへの対応をしっかり行って参りたいと思います。
同時に、雇用調整助成金を始め、助成金の利用等も積極的に進め、攻めと守りのメリハリをつけた経営を行い、品質の強化に努めてまいりたいと考えております。
今期は、苦しい経営環境が予測されますが、こういう時こそ社員一同団結して、社業邁進して参りますので、何卒変わらぬご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
2019年7月2日
株式会社トライアンフ代表の日向正嗣でございます。
新しい期を迎えまして、一言ご挨拶させて頂ければと思います。
まずは、第16期に大変お世話になりましたお客様、一緒に困難を乗り越えてきて戴いた社員の皆様、共にビジネスを拡大する事に全面的にご支援いただきましたパートナーの皆様に厚く御礼申し上げたく存じます。
この16期を振り返りますと、予想以上の端末交換需要や新規案件・取引先様の拡大と、予想以上の人手不足に対し、大いに悩み、協業し、力を尽くして業務に取り組んだ1年であったと思います。また、社内を振り返っても、営業・人事体制の強化、よりストックビジネスとして積み上げられるビジネス領域の強化という事で、お客様の信頼に応えられる体制づくり、安定的に稼ぎ、品質強化に再投資できる体制づくりを行う事が出来た1年でした。
懸案であった大阪オフィスの移転も実現でき、モラルハザードの象徴であった煙草で真っ黄色になった事務所の壁を卒業でき、気持ちの良い17期を迎える事ができました。
さて、新しい期となる17期ですが、創業来苦楽を共にしてきた田口を取締役として常務に迎え、これまで培ってきたトライアンフのビジネスの更なる拡大と強化を託し、日本での既存事業領域を託し、私は経営への注力と、新規の事業領域へチャレンジを行っていきたいと思います。
変化の激しい時代だからこそ、トップが一番大きな夢を抱き、一番大きな熱量を持ち、ガンガン行動していきたい。足元の事業は一つ一つ大切に。変化に対しては熱く全力で取り組む17期にしたいと思います。
社員は勿論、私も今期は最前線にて業務に邁進して参りますので、何卒変わらぬご支援の程、よろしくお願い致します。
2018年7月1日
いつも大変お世話になり、誠にありがとうございます。
株式会社トライアンフ代表の日向正嗣でございます。
当社業務推進に力を尽くして戴いております社員並びにスタッフの皆様、御贔屓にして頂き、ご指導ご鞭撻を戴いておりますお客様、共に事業発展にご協力いただいておりますパートナー会社の皆様には、第15期も大変お世話になりました。当社を代表いたしまして私より、心より感謝申し上げます。
まずは15期を振り返りますと、14期同様、旺盛な需要を背景に、コンビニを始めとした流通系のお仕事を始め、金融、学校等、広くお仕事のお話しを戴きました。また、中期経営計画に基づき、社員数の増加等による社内体制の強化や東京オフィス移転、東北、九州への拠点展開等、ステップアップのための内部強化を進めてまいりました一年でございました。
一方で、昨今の人手不足によるパートナー会社様の受注力低下やスタッフ稼働数の伸び悩みによる受注力の頭打ちにより、14期に比べて売り上げで見れば減少してしまっている事もあり、今期の大きな課題として取り組んで参らなければならないと感じております。
さて、第16期でございますが、エリア拡大戦略は九州オフィス設立をもってひと段落とし、各オフィスを中心とした全国での受注体制強化を進めていくと共に、WINDOWS7から10への大きな移行需要を確実に取り込んだ上で、力強く成長してまいりたいと存じます。また、経営体質としてフロービジネスの割合が高くなりがちな職種であるので、経営安定化を図る為、ストックとなるビジネスの強化と、グローバルビジネス化への取り組みを一層進めて参りたいと思います。
今期も社員一同、全力で社業邁進して参りますので、何卒変わらぬご支援の程、よろしくお願い申し上げます。