2005年3月27日

《過ぎていく時代に》

普段なかなか振り返ることの無い自分に、率直に語りかける。
自分の行動指針に「正義」は無かった。
ただ、「変化」を渇望していた。
なぜか?
思えばそれは我侭で独りよがりの理想かもしれない。
その理想に現実を近づけるため。実現する力を手に入れるため。
自分が只流されるだけの存在でいないため。
変える力を欲していた。変わる何かを期待していた。
自分がいるこの世界で、過ぎていく時代に。
変わっていくことが何も無かったとしたら、何も自分で変えることが出来なかったとしたら。
きっと自分の生きていく価値は無いと思う。
きっと自分が存在する意味は掴めないと思う。
振り返るといつでもそこには、変わってくれ!と叫んでいる自分が見える。