2017年8月30日
第14期の決算総括です。
本期は、13期の終盤に延期となった大型案件の稼働からスタートし、13期の最終で追い込まれていた投資損失を大いに取り返す形で利益を積むことができ、別件でも1年以上にわたる全国案件を受注する事が出来、安定した経営状態の下で着地する事が出来ました。
本期より、決算報告を税抜会計としており、これまでの期との連続比較をそのままするわけにはいきませんが、税込みとして考えれば年商で6億円を超える形となりました。安定した売り上げの拡大を計る為に、純資産の積み上げを意識した経営を続けていきたいと思います。
課題といたしましては、人件費の高騰、人材不足であり、社員はもちろん、スタッフやパートーナーに所属する人員に至るまで、サービスに必要な人員をそろえる事が出来ず、売上の頭打ち、利益の圧迫、採用から運用までの手間の増大として、採用戦略が事業戦略の中で非常に大きなウェイトを占めるようになってまいりました。
今期の予測を致しますと、お客様からの需要は大変旺盛でございますし、技術員及び体制の整備が進めば、安定した業績増加が見込める状況だと思います。
社内のチャレンジと致しましては、昨年の広島オフィスの開設から今年は東北支店の開設と大宝倉庫内のキッティングリペアセンターの開設に向けて着実にエリア拡大戦略を実行しており、多くのお客様に喜んで戴ける体制となりそうです。
2017年8月22日
2017年7月1日
株式会社トライアンフ代表の日向でございます。
お客様、パートナー会社の皆様、スタッフの皆様には、第14期も大変お世話になりました。この場を持ちまして、心より感謝申し上げます。
さて、この14期を振り返りますと、コンビニ系の展開や金融機関、学校関連と当社の得意とするビジネスフィールドが偏りなく需要があり、非常に好況の元、業績を伸ばす事が出来ました。
昨年の挨拶で問題点として挙げておりました、一部社員のモラルハザードによる不採算行為や悪癖は払拭する事が出来、清廉で勤勉な当社の企業風土を取り戻す事が出来、品質や採算性は大いに改善する事が出来ました。
今後も問題から目を逸らせることなく、改善を続け、公平で品質を大切に、モラル高く、正しい行為や頑張っている社員に報いて上げられる会社創りを進めて参りたいと思います。
また、中四国展開を強化するために進めた広島オフィスの開設も安定的に稼働しており、業績への大きな貢献を果たす事が出来たと思います。
さて、第15期でございますが、エリア拡大戦略としては東北オフィスの設立の為、準備を進めてまいりたいと考えております。また、新たに中期経営計画をまとめ、経営戦略を基に事業の継続的な発展を目指していきたいと考えております。
それでは、本年もお客様のご要望にしっかりと応えられる体制づくりに邁進してまいりますので、何卒変わらぬご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
2016年8月29日
第13期の決算総括です。
本期は官公庁の大型案件終了に伴う縮小の時期で、およそ月次の4割を占めていたその大型案件終了後の穴埋めを如何にすべきか、というテーマに取り組んだ一年となりました。
幸いながら、業界大手の新規取引先を増やしていくことができ、一定の結果を出せたものの、4割減のうちの2割戻しが精一杯であった期でございました。年商も12期の5億2千万から4億3千万と1億円近い減収となり、難しいかじ取りを何とか終えた数字に着地致しました。利益に関しては、赤字化しない様に取り組むので精一杯な結果となりました。
増収分は新規取引先によるスポットのプロジェクトも多いのですが、通期となる安定した取引も多く、しっかりした運用ができれば、これまでのようなゼロサムではなく、積み上げの形で増やしていけるものもあり、大事にしていきたいと思っております。
一方で、課題は人件費の高騰です。人材の確保・維持はとても難しい期となりましたし、今年以降も傾向は続いていくと思います。そのため、広告宣伝費は大きな負担となっており、効率的な採用戦略は経営の大きなテーマになっていくことでしょう。
今期に目を向けますと、足元の受注状況は決して悪くありません。年内の数字は纏まりそうです。来年も人手不足感は継続しそうですし、大型案件のお話も聞こえてきますので、技術員の確保が上手くいければ足元は安定するかと思います。
社内の今年の大きなチャレンジは中四国の拠点化です。広島にオフィスを構え、社員を置き、ここ数年当社の売り上げの底支えをしてきた中四国エリアの採算化が進めば、当社の業績の安定にも受注の増大にも大きく貢献してくれることになると思います。
それでは、ご関係者の皆様には変わらぬご支援のほど、今後とも何卒よろしくお願いいたします。