2005年2月27日

《トライアンフ流》

当社の流儀は特殊なものではない。
「当たり前のことが、普通にできる会社。」であればそれでいい。
経営をつかさどるものとしてまず考えていきたいことは、「現場に近いこと、営業に近いこと、事務に近いこと」の三点である。要は第一線を知る事ではないだろうか。
会社は、システムがしっかりしてくるに従いそれぞれの専門性が強くなる。確かに分業化することによって劇的に効率は上がるだろう。だが、ひとつの分野しか知らないようになると、効率性を引き換えに大切なものを失ってしまう。
一作業だけを担当しているスタッフであればよいのだが、全体を統括する経営者であればそれではいけない。たとえ経営としての仕事が忙しくなり、第一線を誰かに託すにしてもそれを経験で知っているかいないかは、経営する上で大きく異なる。
大企業の子会社で社長以下幹部すべてが天下りという会社もよく聞くが決まってそこのスタッフもお客様も会社に満足していない。幹部が社業を知らないが故である。
トライアンフ流は第一に現場主義、そして一般にスタッフやお客様が感じていることをともに感じられる経営の元に培われている。