2006年8月6日

《インターンプログラム》

インターンシップとは何か。一般的な定義では「学生が一定期間企業内で研修生として働き就業経験を得る学習プログラム」と云うところだろうか。
バイトのように使っては、学校側も学生も不満だろうし、だからといって採算にあまりに合わない運用をしていたのでは企業サイドとしては負担があまりに大きい。
理解していない人は多いと思うが、「短期しかいない人材」に対してバイトのように単純労働以外をさせるのはリスクが高いし、そのために研修を行い教官一人をつける、というのは採算の取り様が無い。
人材一人の採算にかかる割合の小さい大企業であればともかく、小さい企業では新人を一人組織に加えるのは大プロジェクトなのだ。「今後」が期待できない学生をどのように扱うか?
と、そのように目先でインターンを考えてしまうと必ず行き詰る。結局はバイトのように単純ワークを任せるか、企業側が一週間涙を呑んでボランティアのようにサービスするか、という形になってしまいwin-winの関係は築けないだろう。
インターンは、もっともっと大きな構想の一環で捉えなければいけない。
6月のプログラムの主旨は、
1.インターンをやっている企業としての対外的な公告。
2.次回以降のインターンに繋げる経験と実績。
学生側には、表面で見えているように「社長との同行」や「増資・移転・組織変更」などの実手続きが見られるメリットがあるだろう。
今月のプログラムの狙いはもう少し具体的になって、
1.学校のキャリアセンターとの連携を強め採用活動につなげる。
2.学生が望むなら、そのまま起業させたり就職に持っていったりする。
3.他の企業の人事ノウハウをもらう。
というものだ。
今期の事業戦略は策定中であるが、その中心には「人事」がある。無論前期までの「財務」も課題の大きな部分を占めるのだが、現時点では増資直後と云う事もあり、今までのように「資金の上限が成長の上限」とだけは云えなくなって来ている。柱がカネからヒトにシフトするのは、成長企業としては健全な事だと思う。
当社の狙うインターンプログラムの効果というのは、その下地作りという位置づけとなる。若いパワーの溢れる魅力的な会社に育てていければ嬉しい。