2007年4月18日

《品質向上》

先日クライアント先とのミーティングで品質向上への取り組みが議題に上っていた。
技術も当然上げていく必要があるけれど、チームとしての信頼感も増して行きたい。そのためには小さな事からの基本事項の徹底と自分を守る為の確認や連絡を細かく取っていく事。
必須ではないとしても入退店の連絡は必ず行う。覚えていたとしても手順書やチェックリストを愚直にこなす。破損部材があれば記録を残す。退出する際は必ず忘れ物チェックを行う。身分証はピン止めして落とさないようにする。保証書・マニュアルは数を数える。待機や通信の際はエンドユーザの目に留まらないように配慮する。
また、人数の多い現場や遠い現場であれば早めに集合する事や、いつでも電話連絡が取れることも非常に大切。作業中や静まり返ったお客様先や電波状況などで電話に出づらい状況でも、なるべく早いタイミングで折り返す。携帯メールで情報の授受を行う。キビキビと行動し元気よく挨拶をする。
基本的な部分をしっかりと押さえること。
その上で技術や知識については貪欲に吸収する必要がある。
当日の作業で分からない機器や単語があれば必ず帰って調べておく事。手順書はたとえその作業内容の意味を理解していなくとも愚直にやれば作業を完遂できる。しかしバックボーンの知識が備わっていれば、本当に注意深く作業するべき箇所は何処なのか、自分の行った設定がどんな意味合いを持つのかを知ることができるし、マニュアルの完備されていない状況での対応力も身につく。
自分の知っている部分からもう一歩ずつ広く深く知識を積み重ねる事が積もり積もって大きな力になるのだと思う。
一日一日を大切に過ごす事。仲間やお客様に対して真摯である事。
基本を大切にする事が、品質の向上に必ずつながる。