2006年10月20日

《書く事》

指示や伝達において、「話す事」と双璧をなす重要能力は「書く事」だと思う。
私の文はよく「長い」といわれるのだが、同時に「用語が難しすぎる」とも云われる。「簡潔にわかりやすく」はずーっと昔からの主要なテーマだ。
それはそうと、私だけではなくて多くの人は「書く力」というものが非常に弱くなってきているのではないだろうか。
SEの作る手順書は年々わけ分からんものになるし、ちょこっとした文章を作るのでもやたらと時間がかかっていたりする。
読んで欲しいものがとばされていたり、趣旨が伝わっていなかったり。
我々も「書いたでしょ?送ったでしょ?」という前に、このメールがホントに作業する人本人が見て内容がわかるんだろうか?変更点があったとしたら、どこが変わったか伝わるだろうか?
という部分をちゃんと詰めていかなきゃいけない。
ミスは、往々にしてそういうことを疎かにして一方通行にしてしまうから起こるのだと思う。気をつけないとね。