2007年2月11日

《環境マネジメントシステム》

環境マネジメントというと、やれISOだ長時間かけた全社研修だという話になるけれど、そもそも環境に配慮した経営がスタッフの過度な負担になってはいけないと思う。しかしまた、全く配慮しないという姿勢でもいけない。
我々の世代は、普段から普通にごみの分別をするように心がけているし、紙媒体でのやり取りは極力減らそうとしている。これは「環境に配慮して!」と強く考えての事というよりもむしろ、そうした方が手間も少なくて効率的だと思っているからだ。
こういう取り組みには、協力会社や取引先の協力も欠かせなくて、いつまでもファックスをメインの通信手段で使っている会社や下請業者に大量の印刷物を刷らせようとするクライアント担当者と付き合っている限り、中々前に進まない。
セキュリティをガチガチに固めて紙媒体保存に逆戻りしている企業や100ページ以上ある手順書を何かあるごとに更新して作業者に前頁刷りなおしさせる企業がある以上、環境にもコスト的にも優しい会社には近づく事は難しい。
ちょうど新規のお客さまから何件かお仕事を請ける機会をいただけそうで、その中で環境について考える場面も多かったので「チーム・マイナス6%」にも参加する事にした。
当社のスタッフのみんなも是非この機会に「当社の環境への取り組みや理念」をもう一度共有してもらって、自分はどんな事ができるか?と問いかけて欲しいと思う。ちょうど金曜日に役員三人とインターンの子で集まってそんな事を話す機会もあったので皆で意識付けしていけるといいね。