2007年7月12日

《5年目という事》

暫く見たことの無いような大雨。
私の証券での新人営業マン時代、前年度に入社した先輩から教えてもらった事で今も大切にしている言葉がある。
「雨の日こそお客様を訪問してしっかり営業するんだ。」
雨の日は、お客さんも外に出たくないので飛び込んだら会える率が高い。早々に雨の中に追い返す冷たい人は少ないのでしっかり話を聞いてもらえる。何よりもお客さん自身が、炎天下や雨天といった過酷な環境で必死に頑張る人を評価できる自分でありたいと思う。
真っ直ぐに頑張っている人の言葉だったから覚えているのかもしれない。
当社も今月から第五期に入った。
前期にあたためていたプロジェクトも回りだし、新しく整備しようとしている体制も目途が立ってきている。
何年か積み重ねる事によって得られている技術もあり、お客様の信頼もあり、気持ちの良い環境でお仕事させていただける機会が増えてきた。
一方で、仕事の無い時代には持ち得なかった「慢心」を我々は持っていないだろうか。
自分が担当する仕事を精一杯取り組む。雨の日でも厳しい要望でも真摯に受け止めて、厳しい環境下でこそ「不満」より「笑顔」をみんなに与えられる仕事が出来るといいね。
私がよくお客様に当社を紹介するときに使う「地に足のついた経営」というのは、雨の日にこそ頑張れる会社だって事につながると思う。
今は大切な切り替わりの時期。第五期というのは、一段上を伺えるかどうかを推し量る大切な時。それでも、今も昔もどんな業種であってもお客様に求められている事は変わらない。
「今、目の前にある仕事を全力で取り組んでいける会社」
さぁ、第五期も頑張っていこう!