2006年8月21日

インターン生

「元気で優秀な若手社員さんですね!」
私もそう思う。
彼らは非常に優秀な若手だ。しかし社員じゃない。
学生を取り巻く市場はちょっと変わっていて、新卒採用では学生が好きなだけいい会社を選ぶことができるのだが、インターン募集ではまだまだ受け入れる企業は少なく、すばらしい学生を企業側が選別できる立場にある。
だからインターン生はちょっとうちにはいそうにもないすばらしい人材が続々と来ることになるのだ。
「いや、実は社員じゃなくて、学校から受け入れているインターン生なんですよ。」
お客さんや関連業者に対して、≪トライアンフは何か新しい事に取り組んでいる≫と思われる事は重要で、同時に≪当社くらいの規模の会社でも果たせる社会的な貢献とは何か≫をうちの社員が考える機会はもっと重要だと思う。
実際に増資手続きや株式会社化など最近の当社のプロジェクトは「優秀な若手」であるインターン生の貢献が大きい。そして8月に受け入れているインターン生も当社のまだまだ不備の多い必要書類の体制を整え、研修のプランやアルバイト採用の広告内容を考え、深く当社の業務に貢献してくれている。その中から、彼ら自身がつかむ「経験」によって自分なりに学んでくれたらうれしいと思う。
以前からよく話に聞く、インターン生をバイト代わりに使うというのでは論外だと思うが、最近大手では、インターンを採用試験の一旦位のつもりで行っているという話をよく聞く。
これだけ採用が厳しいと企業が囲い込みたがるのは気持ちとしては本当によくわかるのだが、当社は「インターン」の意義をもっともっと学生側にとっても価値あるものになるように考えていきたい。
でも、若い世代の質が高いのはうれしい。
「俺もあと10年若けりゃなぁ・・」
インターン生を見るまで考えたこともない言葉がポロリ。
まだまだ若いつもりが、後数日経てば三十路。
学生の優秀さに押されないように、がんばんなきゃね!