2007年3月14日

情報を加工する能力

ウェブサイト上で殆ど限りなく情報を得られる環境が整えられてきた今、我々に必要なのは、情報を引っ掛けるキーを見つける能力、正確性を判断したり選別したりする能力、そして得られた情報に付加価値をつけるべく加工する能力、というものになってきていると思う。
特に、インターネットという情報の海の中で価値のあるものを提供しようとするのなら、そしてビジネスに活かしたいとするのなら、付加価値をつけるべく「加工する能力」がどれだけあるのか?という部分が重要になってくると思う。
とまぁここまでは良く聞く話なんだと思うけれど、情報に付加価値をつけるべく加工する。という事になると、話題に上りそうなのは、新しいアイデアや先進的な技術みたいなものに偏りがちになるのだと思うのだけど、現実のビジネス間ではもっともっと地に足の着いた地味なものに多くの人は価値を見出すものなんだろう。
今自分がかかわっているビジネスや生活にどんな情報をどう活かすか?
各々の個人や企業によって切り方が全く異なるものになるし、その自分の選んだ「切り口」の中で他人にあったものが出てきたとしたらその人にとって価値のある情報になりうるんじゃないだろうか。
だから普段の検索はグーグルでやるけど、深く調べてみたい時はサグール使ってみるとか、ソースコード探す時は、グーグルの中でもコードサーチ使ってみるとか、そういった自分のアンテナの張り方や情報のさばき方を紹介していくだけだとしても、誰かのビジネスや行動に影響を与えられたとしたら、立派な「情報の加工」になっているのだと思う。
インターネットからは毎日濃い情報や視点をたくさんもらっている。私も誰かのために活きる情報を少しでも出せていけているといいな。