2007年11月4日

担当者交代

昇進したり、転勤したり、転職したり、なんとなく山に帰りたくなったり。
親しく付き合ってきた担当者が変わってしまうのは残念だけど避けられないことだ。担当が代わる時には、今までの担当者から新しい担当者に、これまでの取引やサービスなどの引継ぎを行い、最後に当社まで担当変更の挨拶にやってくる。
しかしながら、クローズした商品やサービスの結果だけではなくて、その過程で決めていたことや細部までは当然完璧には引き継げるはずも無く、自分が忘れてしまったら「アレ、どんなふうだったっけ?」というちょっとしたことを気軽に聞ける引き出しがなくなってしまう。
業務の大切なバックアップが一つ無くなる感覚。これはちょっとした喪失感だ。
自分の会社の事情等も時間をかけてゆっくり伝えていって、ようやく阿吽の呼吸でニーズを引き出してもらえるようになったときに、新しい担当者になればまた初めから教えていかなければならなくなる。自社用担当者として育成してきた時間がゼロに戻されてしまう感覚。これも結構ズシっとくるものだ。
残念なことは残念だけど、それは企業間取引での宿命みたいなもの。
どうせ担当者がリフレッシュしてしまうならこちらもあわせて新規に担当者を変えてしまうといいかもしれない。これまでとは違う視点での取引も必要だと思うし、こちら側の担当者としても、自分の担当さんとはやはり最初から付き合いたいと思うものだから。
しかし。こんな半端な時期なのに、担当者の交代が続く。不思議だ。