2015年8月28日

カンボジア進出について

関係者には適宜お話ししているので、知っている人も増えてきているのですが、カンボジアに現地法人を設立します。
覚え書きというか、ざっと考慮した事を書いておこうかと。

まず、海外進出についてですが、これは何点か前から出ようとは思っていました。リーマン・震災があって、大きく事業が低迷した時に、復活できたらやろうと考えていた事の一つでもあって、これから市場が縮んでいくのが確定している日本以外にもビジネスチャンスを模索する試みがしたいな・・って。
アジア・アフリカ・中南米あたりから候補を絞り込むとして、初手は近場のアジアにしたいなと思っていたので、とりあえずアジア。
アジアで絞り込んで行く中で、正直な所親日である程度勢いのある国なら、良いかなと思っていたのですが、調べていくと一長一短あって結構迷うものですね。
まず、親日でという事で、中国・韓国は却下。
次にアジアの優等生のマレーシア、それに台湾、シンガポールあたりまでは、もう充分発展しつくしていて、成熟しているのでこれからの大きな伸びを・・みたいなところを狙うのには向いてい無さそうだと思いました。
面白そうなのは、その次の番手として、タイ・インドネシア・ベトナムあたりでこの辺は、やってみたい気持ちもあり、でもちょっとプレーヤーが決まり始めてしまって先行者メリットみたいなものは薄いかな・・という感じと100%外資で作れなかったり、資本金などの初期投資が大きく必要だったり、撤退する時に難しかったり、日本に送金するのに制限があったり、と何かと細かい条件が厳しい・・。
最後に、最後発側のミャンマー・ラオス・カンボジアあたりなのですが、ミャンマーあたりは最後のフロンティアと言われているだけあって、最低限のインフラが結構心配な感じだったので、製造業拠点ならともかくサービスで出るのは厳しいかな・・と思いまして。
カンボジアは、プノンペンの成長加速度はまさに今から、という勢いがありますし、先行者メリットも充分に狙え、タイのバンコクとベトナムホーチミンに挟まれたメコン川周辺地域でもこれからが面白そう。そして、少額で100%外資参入でき、撤退も容易そうで、海外送金に規制もかかっていないという進出のしやすさからすると一番適していると思います。
政情も安定しているし、シハモニ国王の幼名がトウキョウちゃんと言うほどの親日国。まっさらからやるなら、この国以上にやりやすいところなんてそんなに無いんじゃないかな。

本当は何かの案件ひも付きで出たかったのですが、しがらみの無い新規アタックも良いものです。

現在登記中で、資本金を振り込む手前くらいまでいっています。
社名は、
TRUIMPH(CAMBODIA)CO., LTD.
住所は、
#10, St.109,
Sangkat Mitapheap, Khan 7 Makara,
Phnom Penh, Cambodia.

9月10月は雨期の雨量が激しい時みたいで出だしがもたついてしまいそうですが、スタートダッシュが大事だと思いますので頑張ります!