2014年3月15日

商流の把握

エンタープライズ系の法人もので退規模展開を行うとき、作業者の所属が孫請け・曾孫請けである事は良くあります。

緊急で、大規模で、短期間であれば、一社のスタッフで全ての作業者調達が賄える等と考えるほうが幻想で、実際には何とか人数をかき集めてきます。その中でもスタッフの品質を一定に保つための一番初めに行う事が、「商流の把握」です。あまりに請負階層が深すぎると、自分がどんな立場なのかわからないで来るスタッフが出てくるのです。それが、作業場甚だまずい。各商流の担当者さんの中では、自分はその直下の会社の人であるはずなのに、たび重なる再委託の末、自分がなにものだかわからない状態で来てしまえばそれだけでトラブル含みな状況になります。

A社→B社→当社、という関係であれば、B社の人には当社の名前で名乗っていいのですが、A社に対してはB社名で名乗り、現地のお客様に対してはA社名でお仕事をしなければいけません。

普段、自社のお客様だけ相手にしている企業のスタッフは、この意識が特に薄く、頻繁にトラぶっています。他にも工事系の人だと、自分の屋号を名乗ってしまったりとかですね。この商流の把握や所属、名乗りに関して、きちんと作業者教育できている企業かどうかが、この業界で適切にコミュニケーションの取れる人や企業として信頼されるのですね。

一方、依頼を受けた現場で、リーダーや単独で作業しているにも関わらず、商流がさっぱりわからない時もあります。或いは立会に来ている方が、どの商流の人か全く分からない時もあります。そういうときにどの様に受け答えして捌くのか。距離の取り方、連絡の取り方、当たり障りのない話題からの調査・類推、そういうノウハウがついてきて、上手い事捌けるようになってきます。空気読めないと苦しいですね。