2006年8月18日

ボーナス

「で、日向んところ、ボーナスはいくらよ?」
ぼ・ぼぅなす。。
シード期の会社にとって毎月決まった額の給料を支払うのは難しい。安定した収益基盤があるならばともかく、うちはナミの激しいサービス業で、固定費の柱である人件費はオモクオモク経営者にのしかかっている。
しかしそれでも一生懸命働いてくれているスタッフには出来る限りの金額を払いたい。そう思っているから報酬額は採算ラインのギリギリを攻めている。
そこで、ボウナス。
賞与で払える金額は既に報酬に織り込んでいる。
でも、夏・冬のシーズン、この話題、いつも皆には申し訳ないと思うし、皆も肩身の狭い思いをしている事だろう。
「ボーナスを払える会社になる。」
創業以来まだ叶っていない夢。
でも、一刻も早く叶えたいと思っている目標。

社員の給与・ボーナス決め方モデル例―ボーナスの悩みもこれで解決!

2006年8月17日

《創業直後》

会社を作った直後というのは、なんとなく社長という肩書きにも新しい会社で再出発という印象にも馴染みがなくて、違和感を感じていたような気がする。
取締役も自分しかいないので、代表取締役もなにもないものだが名刺には「代表取締役」とつけていた。
社員も売るものもない会社の代表者というのは、滑稽な感じがするのだが、何よりも始めて会社での売り上げが立った時は、言い様もなく不思議な感じがしたものだ。
地元に帰ってちょっと疎遠になっていた友人たちに連絡したときも、
「あれ?日向いま何やってるん?」
「んー。社長かな。」
「へぇ。すごいねぇ。起業したんだ。」
という会話をしながらも、すごいことはあまりしてなくて、普通にバイトしているよなぁと思ったものだ。
一番違和感として強かったのが、<社長=金持ち>の方程式だ。
「ここは、社長におごってもらいましょぅ!」
等といわれてみても、収入のない社長なんて、固定費が飛ぶばかりで一般のフリーターよりも金額的には苦しい。
失業保険は出ないし、会計士さんから「個人で収入を立てるのはやめてください」と言われるし、社会全体で創業者を盛り上げるってのは表面だけだよなぁとつくづく感じた。
ちょっとニーティな香りのする時代だったが、それはそれで価値のあるヒトトキだったと思う。

2006年8月17日

想いをビジョンに

タイトルの「想いをビジョンに」という言葉は、友人の中小企業診断士が好んで使っている言葉で、私にとっても非常に共感できる指針だ。
特にシード期のベンチャーがきちんとした会社に変わっていく過程というのは、「熱い気持ち」を「具体的な方向性」に落とし込む作業が欠かせない。
本当に、今の当社というのはそういう時期で、様々な想いがVisionに変わっていくリアルな感覚をこのブログで書いていけたらいいかな、と思う。
さぁ、明日からいよいよ一般公開。
このブログが起業を志す人の背中をホンの少しでも押す役目が果たせるといいな。

2006年8月16日

はじめまして!

はじめまして!
株式会社トライアンフの日向と申します。
「起業家100人ブログ」
正式スタートは18日からと伺っていますが、ちょっとフライングして掲載していきたいと思います。
当社ホームページ「社長室」とは一風変わった、これからの起業家に向けての熱いメッセージを伝えていけたらと思いますので、是非日向の新ブログ「そして想いはビジョンに変わる」をよろしくお願いいたします!

2006年8月15日

《学ぶ》

インターンを受け入ると暫く途絶えていたアカデミックな会話を取り戻す自分に気がつく。
ナリッジマネジメントについては、私が大学にいたころ流行っていたマネジメント理論なので聞く機会は何度となくあったのだが、「知識やノウハウを共有する方法論」くらいのトーンでしかなかったような気がする。
私の中では、エンドユーザコンピューティングやもっと言えば「ファイルの共有やBBSの活用」の親玉くらいの感覚しかなかった。
昨日インターンにきている子と話をしていて、ナリッジマネジメントについて話を聞いていたら「SECIプロセス」についてや「ナリッジマネジメントの限界」といった耳慣れないコトバがたくさん混じっていた。一通り教わった後、かえって早速調べてみる。新しい理論というのは面白い。私が不勉強だっただけなのかもしれないけれど、当時「手段」にしか興味がいかなかったものが、理論的にも練られて面白いものになっているように感じた。
それとも、当時なんとなく聞いていて、今は必要に迫られているからか・・。
それにしても、インターンを受け入れると教えることよりも教わることのほうが多いので、なんだか少し恥ずかしい。