2005年7月21日

《マネジメントチーム》

多量の雑務を一人で抱え続けてはいけない。
以前から改革の必要性を強く感じていたことである。
いつも気になっていたのはコスト。
十分に必要性は感じながら、それでも専任で事務スタッフを用意する訳にはいかない。
そこで我々が決意した答えは、「信頼できるスタッフに少しづつ雑務を割り振るしかない。」というものである。
分業の効率性から考えれば、望ましい方策ではない事はわかっている。しかし、我々の、何よりも私自身のキャパティシーを越えてから手を打つのでは遅いのだ。
いずれにしても将来うちの格となる人材にバックを経験してもらうのはマイナスにはならない。
まだまだ「自分が行った方が正確で早い」と感じることも多いだろう。しかし、「信頼して任せることができる」というのは組織管理者として必須の能力である。
新たに発生する負荷に対しきちんと目に見える形で評価できるかということも、任せる側が担う義務となる。
今十分に報いることができなくても、自分たちが関わる組織なら報いられるかもしれない。そんな可能性もバックに携わる魅力の一つではないか。
初めて向かえる過渡期といえる。