2020年10月14日

22卒個別面談

お疲れ様です。日向です!
先週今週は22年卒向けの新卒採用個別説明会を沢山ZOOMで行っていたんですね。
そこで感じた事、書こうかなと思います。いつもこのブログの記事は、動画で話す事よりも肉付けして書こうと思うので、今回は何かこうかな‥。

まずこのコロナ禍を超えまして、圧倒的にオンライン面談慣れしてきているんだよね。学生サイドが。ちゃんとカメラ目線で話すし、緊張せずリラックスして自然体で来る。本来、オンライン面談ってラポール形成しづらいのね。手とか映っていないから、ミラーリングとか殆どできないし、声も高低とかテンポはともかく、音量とかは合わせられないし、声質もデジタル化されていると思ったように届かない。対面で、全身使って話す営業さんがオンライン面談嫌うのは、そーいうところだよね。私もまぁその気持ちはわかる。オンライン面談も得意だけど。
で、学生は、充分オンライン面談適応しているなぁって感じる。お客様やパートナー様でまだ使い慣れていない人達よりもよっぽど巧みだと思う。うちの社員も採用とか営業とかに携わらないフィールドエンジニアの社員は、多分彼らより慣れていないから、コロナ前後の入社でオンライン面談スキルは結構差ができてしまうんじゃないかな。

あと、これは去年今年と感じる事だけど、HRテックの発達が凄い。去年、リクルートの内定辞退率のAI予測データ問題があったでしょ。まぁあっちはあっちとして、活躍度分析とか企業マッチとか相当ビックデータとAIでできるようになった。学生側も自分の書くプロフィールとか自己PRとかの記事や、あと最近増えてきた組み込み型になっている適性検査で、相当企業とのマッチやリストアップに最適化されてきている。転職媒体のお勧め人材的なのもそうだしね。だから、応募者側も記事書くときには、SEO対策じゃないけれどしっかり自分の狙う企業に刺さるためにどんなこと書かなきゃいけないか、考えないといけないよね。

面接の動画データが取れるようになれば、いずれそれもビックデータ化していき、どの言葉をどんな形で発した時に、相手にはどんな形で伝わったかみたいなものもデータとして採れるようになり、AIで分析できるようになるよね。営業側面でいえばマーケで利用されるようになって、どうキャッチ―にベネフィット伝えるかってのが動画でわかるようになり最適化されるだろうし、人事領域だってどんな言葉でどんなアクションした人が、どれだけ活躍するか定着するかわかってくる時代は来るだろうし、候補者にとってもその会社が自分が活躍できる会社なのか、伸びる可能性を摘んじゃう会社なのかが分析できるようになるかもね。
我々はそんな入り口に今いて、去年より明らかにお互いPRが上手くなっている。候補者の言葉、結構刺さるなぁと思う事が多いし、私の魅力付けも学生に刺さっているなって手応え、感じる機会が去年より多くなったと思う。

そーなっていくと、「対策は?」って事になりがちなんだけど、適性の性格検査じゃないけれど、やっぱ嘘ついていてもしかたないでしょ。その後ミスマッチが激しくなるばかりだからね。で、学生側はいまそこ凄くわかっていて、「飾らない」事の重要さを知っているよね。変な緊張もしていないし、作りにもいかない。対応する企業側の魅力付けにも言える事だけど、お互いに「ピカピカに磨き上げた自分」をそのまま見せに行くのが一番良いのだよ。要は地力を上げようって事だよね。
ま、毎年この時期から動いている次年度就活生は意識も高く、質も良いんだけど、できているなぁ。今年の変化にうまく順応しているなぁって感じました。
寧ろ、私が、そしてうちの会社が、ついていかなきゃね。