2006年7月28日

《まずは提供する》

ビジネスシーンはギブアンドテイクだとよく云うが、仕事の殆どは「まず提供する」という気持ちからスタートする。
条件の折り合いなどは大切な事だが、余程一方的な関係でなければ、サービスに対する対価はフェアなものになってくる。それは時に金額でない形で帰ってくることもあるのだが、その対価の支払い方をみながらその後の仕事の付き合い方を考えていけばそれでいいのだ。
我々ベンチャーは「持たざる者」だ。
貪欲に資金は欲しいし人手も欲しい。
しかし、欲しいのであればまずその相手にサービスする事。一つだけ誠意の楔を打ち込めば、必ず結果は戻ってくるものだ。
一方で《まず提供を受けている》ケースも大いにある。金額に見合わない程にいい仕事をするスタッフであったり、恐縮するほど優遇してお仕事をいただけるクライアントであったり、当社の成長の多くは関係していただいている方達の《まず提供する》という心意気に支えられている部分が非常に大きい。
信頼されて、期待されている限り、当社も全力をもって応えていきたい。