2006年9月3日

《売上回収》

創業当時から結構何度かつまづいた経験があるのが、「売上の回収」である。
入出金のトラブルは、非常に信用に関わるので当社では慎重にやっているが、それでも何度か失敗した事はある。
サラリーマンをしている時は、給料が給料日に間違いなく入金されるのは「最低限の当然」であると思っていたし、そんなに大変なことでもないと思っていたんだけど、今のうちみたいに振り込む人(←自分)が、フィールダーもやっているとこれがホントに大変。
集計終わった後に報告が上がってきて漏れる事もあるし、通信料などの従量制の引き落としが思ったよりも大きな額である事もある。
しかし、一番ビックイベントになるのが、「売上の回収漏れ」である。大体月末に入金があって、みんなのギャラを10日に払うのだけど、忙しくてバタバタした状態で、8日あたりにふと残金を確認すると、思ったよりも「数百万少ない!」。
うちと同じようにクライアントで振り込む人がフィールダーの場合、大変なのは良く分かるのだけど、会社対会社だと金額規模が大きいので影響も大きい。
こうなってきた時に、「最低限の当然」はいきなり難度Sクラスのイベントになる。
これは、ホント、経営者じゃないと中々分かってもらえない恐怖である。
小さい規模の時は自分のお金を当ててフォローして来る事ができたのだけど、さすがに今期からは動くお金の規模が大きくなってきて厳しいと思う。
入出金管理、しっかりしていかないとね。
クライアント各社さんにもお願いです。入出金は信頼関係の第一歩。うちで頑張って働いてくれているスタッフが不安なく報酬を受け取れるように、期日に入っている形でよろしくお願いいたします!