2007年1月16日

活字離れ

最近もちらほら活字離れの話を聞く機会があるのだが、我々の世代以下は、「本」を離れる事があったとしても「活字」から離れているわけじゃないと思う。
私自身は、本や新聞といった形の媒体も使うが、ネットの中の情報を泳いでいる時間も相当に長い。もちろん携帯を眺めている時間も多い。
新聞には新聞の、本には本のメリットがあるのは承知しているけれど、有料で不便なこれらの媒体ってどうしても不利になる。
プロフェッショナルが書いた。信頼性が高い。というだけでは、差別化が難しい時代になったんだと思う。
ま、それはそれとして、私が学生だった頃、ネットというメディアが紙媒体から活字のシェアを奪うって事はある程度想像の範囲だった。たぶん、みんなもそうだろう。でも、「ネットを使って本を売る」アマゾンみたいなワンクッション方のサービスがここまで大きな規模になるとは想像もしなかった。
でも、やっぱり活字からみんな離れていなさそう。
変わったのは、手法だったり多様性だったり。
みんな、今も昔も情報を入れるのは大好きなんだと思う。