2005年2月17日

《自信》

壁にあたったそのときに、それを乗り越えるために人が最後に頼りにするものは何だろう。
経験であったり、知識であったり、信仰であったり、あるいは先輩や友人などの人間関係であったりするのだろう。
自分であれば、「自信」である。
「壁をぶち破る自信」ではない。「何とかする自信」である。
私は「manages to do」という言い回しがとても好きだ。
「何とかする」状況というのは、チャレンジだったり、撤退戦だったり、とかく想定外の状態であろう。そこでも十分に戦えるという自信だ。
道具もなく、情報もなく、徒手空拳で乗り込んだとしても大丈夫。
さぁ。何とかしようか。

2005年2月16日

《プレビュー》

このプレジデントルームの閲覧者はスタッフ、お客様、私の個人的な友人等比較的限られた人達だと思っていたのだが、アクセス解析を見てみるとどうもそれ以外でも読んで戴いている方が多数いるようである。最近では、50人/日程度の方に読んで戴いているようだ。
プレビューにすると100回/日を超える日もある。非常にありがたいと同時に、頑張って書いていこう!という気持ちに繋がっていく。
企業のホームページというものは、とかく中々更新されずにつまらないという印象を受ける。
前職の時代からこの「更新」という事に関する意識は高いものがあった。プロであったのでプレビューもやはり気になる。
等身大の自分と会社を見てもらうために、これからも忌憚ない意見を述べていきたい。

2005年2月15日

《感動よ。》

昔の話。
私はグランドキャニオンにいた。
あの感動をどう表したら良いのだろう。
朝日が地平線に昇りだすその一瞬一瞬で、谷の色が変わっていく。
広い。
そして深い。
キーンと冷え切って、静まり返った大気の中で、自分の呼吸と心臓の音だけが耳に残る。
動けない程の感動。
涙がこぼれた後に、その理由を探す。
握り締めたこぶしが震えているのに気が付く。
うれしくって笑う。笑いがこみ上げる。哄笑。
一つの想いが自分の中に響く。
「そうだ。ここがスタートだ。」
いつかまたこの景色を見る。見て、そして今度は何を感じるのだろうか。
ただ、感動に震えて、何も出来ずに大きく笑ったあの日。
いつかまた。

2005年2月14日

《会社の仕事》

会社の仕事の中で最も必要な仕事は?
と聞かれれば、「仕事を取ってくる事」と応える。
つまりは営業だ。
始まりであり、営業なくして会社をまわす事は出来ない。
次は?
と問われれば、「実作業」と応える。
つまりはサービスだ。
商品がモノではないので、実サービスを行う事そのもの無くしてお金をもらう事は出来ない。
ちょっと視点を変えてみて、最も難しい仕事は?
と聞かれれば、「人の運用」と応える。
つまりは人事だ。
人が営業をして、サービスをするのだから、この仕事を誤ると会社の根幹が崩れる。しかも、「人」というのは、全てが計算どおり動くわけではない。数量化できないというのは管理する上でとても難しいものだ。

当社のコーポレートカラーは蒼色である。
蒼は元々好きな色だ。寒色系で基本イメージは「落ち着いたビジネス」、クールで緻密な感じを表す男性色である。コスモ証券時代は、同じ青系でも群青。私にコーポレートカラーについて教えてくれたメディアマーケティング時代の先輩は「深い藍」という表現を使っていたと思う。あの色も好きな色で、当時は必要以上にこってりした色使いを好んでしていた。
今の蒼はもっと空を抜けるような蒼。コスモ証券での最後の仕事、ホームページリニューアル時から使い始めた優しい蒼色。基本を白・黒にして、これをワンポイントとして使う。
デザインに関する部分を過度に意識するつもりは無いが、色は会社のイメージに直結する事が多い。大切にしなければ。