2025年9月30日
2025年10月14日。この日付、ピンときますか?
そうです。大阪万博が終わっちゃったよ‥の日付、でもあるかもしれませんが、我々IT業界の人達にとってみれば「Windows10のサポート終了日(EOSL:End Of Service Life)」を迎える日なんです。
当社の属しているカスタマーエンジニア業界では、この一年・・というか数年、OSアップデートやら端末交換の案件が大量に生まれるボーナス期間でした。しかし、まぁ企業は本来、3.4年かけて3分の1、4分の1くらいずつ端末の入れ替えしているのに、OSアップのこういうイベントが入ると、需要を先食いして翌年スッカスカとかになるので、喜ばしいかと問われると微妙なところ。需要の偏りがあるからこそ、案件も落ちてくるから、やっぱり喜ばしいのか・・。
Windows11のサービスエンドは、主要バージョン毎にやってきていて、23H2がこの2025年の11月11日、最新の24H2は来年2026年10月13日だ。必死にWin10からの更改を進めているので、Win11全体のサービスエンドは必死に隠しながら「暫くは大丈夫だよ、にょほほ」というのだろうけど、正直Win11は、ハードウェアのスペックが追い付かなくなると見捨てる方針が如実に出てきたOSだと思う。
しかし何といってもWindows12?的な次のOSが来るとしたら、AI機能の強化は避けられないから、ハード的にも【非連続的】な大型アップデートになると思う。(というか、でっかい更新需要が来るのを期待してるゾ)。ユーザーインターフェースもAI化が進めば、全然違うもんになりそうだしね。
つまり、Win12は買い替え必須になるから、Win11のサービスエンドはある程度ズルズル引っ張るしかないだろうし、でもビジネスの作業効率を考えるとWin12に買い替えざるを得ない・・みたいな感じになるのではないかな。まぁこのWin10が交換されるまでは、固くお口を閉じたままだったそのあたりの話が、今年度末か来年早いうちに固まるだろうね。Windowsの事情よりも、AIの進化スピードのが速いんだもの。待ってらんないでしょう。
毎回あるサポート終了に伴う更改需要が去った後のデカい谷を埋めてくれよー。頼むよー。という、期待を込めて。