2008年9月8日

《中期経営計画》

今年の夏は、大学生インターンを結局取らずに内定を出した来期の新入社員二人に可能な限りアルバイトで入ってもらいました。
もちろん現場もしっかり見てもらって、営業事務も実務を吸収してもらって、会社にとっても本人達にとっても入社の準備は万全に整えてもらっていたのだけれど、一番の目標は会社の方向性を知ってもらう事でした。
今回の「中期経営計画」も「財務ハイライト」も手伝ってもらい、夏季休暇が終わる今日というタイミングで仕上がりました。
中を読んでみると、当社のスタッフや当社を良く知って戴いているお客様から見ると、非常にあたりまえの事だったり、私が良く話している内容そのものだったりするので新鮮味はあまり無いかもしれませんが、新規のお客様や投融資を考えていただける金融機関様、新規スタッフにとって、当社の向いている方向をご理解いただく一助になればと考え、作成いたしました。
是非ご一読いただければ幸甚に存じます。
中期経営計画と財務ハイライト
今後とも温かいご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

2008年8月27日

《第五期決算報告》

第五期(平成19年7月1日~平成20年6月30日)の決算内容が固まりましたのでご報告致します。
http://www.triumph.tc/corporate/kessan.html
第五期決算の主な数値をご報告致します。
・売上高 100,493,584円
・営業利益 658,847円
・経常利益 500,524円
・当期純利益 298,224円
第四期からの引き続き目標にしていた売上高1億円を達成する事ができ、営業利益比率では倍増となる安定した経営を行う事ができました。当社をお引き立て戴いているお客様、誠心誠意業務に取り組むスタッフに心より感謝申し上げます。
第五期の特徴と致しましては、積極的な社員待遇の改善と本部経費の削減に努めました。売上の昨年比では1割増と企業成長速度は緩やかになりましたが、社員給与は5割増となり、その分本部経費削減により利益を確保する形で舵を切りました。頑張って働く社員に報いたいという方針としては正しい方向であったと考えておりますが、適正な水準であったかと考えた時もう少し適切なバランスがあったとも思います。
特に東京などの遠地での戦略は、社員にも会社にとっても負担の大きなものになりました。旅費交通費については今期早速規定を改め、反省点を活かして参りたいと考えております。
第六期以降の経営については、景気の後退や物価の上昇も含め業績面では難しいものになると予想しており、現在3ヵ年中期計画を作成しているところです。
今後ともトライアンフは、お客様に対するサービス品質への拘り、働いてもらっているスタッフや協力していただいているアライアンス企業に対して誠意を持って対応していく企業でありたいと考えております。
今後とも今後ともご支援、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

仕事柄燃料の話題はあちこちで出るので、ガソリンの事はついつい興味を持ってしまう。
森永さんが「原油バブルは近いうち必ず崩壊する」という記事を書いていて、先物がこんな下げた後で、今更云うのはズルいよ・・。と思わないわけでも無いのだけど、実際街中のガソリンスタンドはまだまだ下がっていないわけで、発言に影響力のある人がエネルギーの価格は落ち着くんだって言ってくれるのは素直にありがたいと思う。
というか、そろそろガソリンの小売価格も値下げしてきてくれないかなぁ。
森永さんの論旨、途中変なのもいっぱいあるけれど、最後の、現在はあらゆる政策が原油高を基準に作られているのはどうだろう。というくだりは、私も同感だ。原油が暴落したら何が起こるのかは、次回のコラムでのお楽しみになっているのでその頃は1バレル100ドル割れしているかな。

2008年8月18日

Triumph

トライアンフって何なのよ。
と、尋ねられる事も多いので、今更ながらご説明を。
よくバイク絡みの名前から取ったのでしょ?と聞かれるのですが、私の場合はちょっと違います。
大学の頃やっていたマジックからの名前で、ちょうど日本語の演技がユーチューブにあがっていたので見てください。

初めて生でこのマジックを見たとき、非常に感動しまして。
表と裏で混ぜたのだけど・・・。
種も仕掛けも無く、技なんですねぇ。
今でも好きなマジックでよくお客さんやインターン生には披露しているのです。まだ見たこと無いよというお客様はお気軽に聞いてください。

私は司馬遼太郎さんの歴史小説が大好きです。
歴史好きな事もあって、小さい頃から何度も何度も読みました。
最近になって司馬さんが小学校の教科書向けに書いた「二十一世紀に生きる君たちへ」という作品を読んで、子供達に託そうと思った言葉をようやく受け取りました。
この作品の言葉を引用して戴いた故小渕元総理にも感謝したいと思いますし、私たちの後に続いてくれる子供達にも読んで欲しいと改めて思います。
「いたわり」「他人の痛みを感じること」「やさしさ」それらは、本能ではなく自分自身で訓練しなければならないこと。
自己をしっかりと確立し「たのもしさ」を身につけた人間でなければ魅力的ではないこと。
子供たちだけではなく、現代の大人になりきれない社会人にも本当に考えて欲しいテーマだと思う。
ディスチミア型の欝であったり、自分勝手な大量殺人事件であったり、現代の問題の根っこにある問題の解決には、弱さや格差を保護することばかり考えるのではなく、「自己の確立」という司馬さんの述べているテーマにこそ答えはあるのではないだろうか。

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