2009年9月29日
100年に一度の・・という枕詞を聞いて、まぁそういうこともあるかなと思ったので一つ景気の周期のお話。
ヘゲモニーサイクルというのがある。100年くらいを一つのくくりにして、覇権国家の交代を目安にするサイクルだ。
恐慌を区切りにすると分かりやすい。
1929年のブラックサースデー。
1825年のイギリス初の大恐慌。
1720年の南海泡沫事件。
1637年のチューリップバブル。
と、遡れば100年に一度モノの大暴落というのは周期的にくるのだけれども、今回のもそういうものの一つなのだろう。
でも、なんだかまだ恐慌の時期的にはチョット早い。
少し周期を短めに取って、コンドラチエフの波というのもある。
技術革新を基準にする50年くらいのサイクルだ。
1990年代からのIT
1940年代からの電気・自動車
1890年代からの重化学
諸説あってわけがわかんないけれど、きっとバブル絶頂だった1990年頃を基準に考えれば、次のゼッチョーは、2040年頃として、ドンゾコは2015年くらいだという事だ。
でも、これも何だかまだドンゾコの時期的にはチョット早い。
大きな波が凹んできている時期だから、これからが厳しさ本番なんだろうなぁと思う。
しかし、小さい企業というのは限定された市場で勝負するので意外と短いスパンの景気の波でも勝負できるから頑張らないとね。
2009年9月16日
中々売上を立てるのが難しいこういう時代に、どうやってモチベーションを維持し高揚させていけばいいのだろう。
やっぱりそれは、「誰かの役に立っている」という実感じゃないだろうか。
自分の仕事が、お客様の為になっている、チームの為になっている、家族の為になっている、そう感じられる事が大切だと思うし、自分の周りの人達にそんな風に実感してもらえるような働き方をすることが大切なのだと思う。
景気が良くて、じゃんじゃん、モノやサービスが売れる時代というのは、深く考えて仕事をする必要性があまり無いけれど、不景気の時にはそれぞれ色々なことを考えて動く。新しい発想やきめ細かいサービスがそこには生まれる土壌がある。
スーパープレーヤーというのは、景気の良し悪しに関わらず忙しいしモチベーションも高い。良い時は目先の仕事に没頭しているし、悪い時は様々なアイデアを試したり、業務の効率を上げる為に仕事をチェックして改善したり、やる事が山ほどあるからだ。
もちろん経営者としては数字の落ち込みに無策ではいられないのだけれど、新しい取り組みが実るには時間がかかる。
目先に拘り過ぎずにじっくり取り組めるのもオーナー経営者の強みだと思う。
新しい試みというのは、ワクワクするし、それが「誰かの役に立つ」という事であれば、すぐに数字がついてこなくてもヤル気に繋げる事ができる。
売れないときのモチベーションの源泉は、そんな所にあるのだと思う。
2009年9月11日
うちの会社はミーティングが少ない。
もともと社員同士でも同じタイミングで揃う事が今までそれほど無かったので、そもそも会議のノウハウそのものがあまり出来ていない。
基本的な「議事録を取る」やら「時間を設定する」のような事も最近になって行うようになって、それまではメールの簡単なリマインダだったり、何時始まって何時までやるのか良く分からないようなミーティングが本当にごくわずかに開催された。
会議というのは、批判を受けやすい。
私自身も実はそんなに好きではない。
特に社長である自分が話しすぎてしまうのも、「ダメ会議」の代表的なパターンだと思う。
最近、発言を控えているのだけれど、これはこれでストレスが溜まる。
ダメなミーティングをやり続けて。見続けて。
最近一つだけ分かった。
「誰が」「いつまで」の2つを抑えられない会議は、何しているのだかさっぱり分からないものになるということだ。
いや・・。昔からそこらじゅうで言われている事なのだろうけれど。
せめて少ない回数の会議なら実のあるものにしないとね。
2009年9月11日
2009年8月14日
第六期(平成20年7月1日~平成21年6月30日)の決算内容が固まりましたのでご報告致します。
http://www.triumph.tc/corporate/kessan.html
第六期決算の主な数値をご報告致します。
・売上高 67,705,547円
・営業利益 ▲1,230,259円
・経常利益 340,288円
・当期純利益 220,688円
第六期は世界的な不況の余波を受け、大幅な減収になりました。好調であった前半期と、落ち込みが目立ち始めた1月~3月、そして激減した4月~6月という、3つのステージに分かれました。大きな混乱は無かったものの、4月からの激震は前半積み上げた収益と雇用調整助成金にて、なんとか凌ぐ事が出来ました。3ヵ年中期計画で報告した業績予測については環境変化を織り込んでおらず実現には至りませんでしたが、計画の理念については確実に実行し前進して参りました。ご協力いただいておりますお客様・従業員・パートナーの皆様には心より御礼申し上げます。
第七期の経営につきましては、引き続き相当厳しい状況になることを予想しており、単なる縮小均衡にならない経営の舵取りが必要であると思います。
今後ともトライアンフは、お客様のITサービスをサポートするパートナー企業として誠心誠意サービスの向上に努めてまいります。今後とも変わらぬご支援の程よろしくお願い申し上げます。