お疲れ様です。日向です。
本日のプレジデントオフィスライブは、作業終了時の注意事項についてお話ししています。
終わり良ければ総て良し!ですからね。毎日、作業完了時の印象を上げていくと、日々評価も上がっていきますし、当社としてもすごく嬉しいです!

基本通りなのですが、この基本が知らなきゃ中々できない業界なんですよね。忘れ物確認であったり、動作確認であったり、納品であったり、完了報告書の漏れが無いかの確認だったり、退店時の報告であったり。そして、作業者の印象を最後にグッと上げることの大切さだったりその方法だったりって本当に小さな事なんですが、積み重ねですよね。
是非スタッフ様には参考にして頂けると嬉しいです!

お疲れ様です。日向です。
今日のプレジデントオフィスは、キッティングについてお話ししようと思います。
動画では初テーマなんですが、ブログだとチョコチョコ書いているテーマですね。
キッティング、大きな意味でいうとIT機器買ってきたところから使える状態にするトコまで指す用語で、当社などもよくキッティング業界みたいな感じで呼ばれるんですよね。そんな我々の中で、「キッティング」っていうと、もうちょっと狭いところを指していて、マスター作成後のクローニング作業くらいから、現地の展開作業(配送からこの展開を指してデリバリーって呼ぶ同業者もいますね。)までの間の、倉庫とかでやる一括事前設定等を狭義の「キッティング」って呼ぶんですね。
で、よく、開発系とかの方達は「ロースキル作業・ロースキル案件」なんて呼ぶんですよ。そうやって甘く見ている会社ほど酷くミスって大変なことになっている、そんな業界です。スキルじゃない所にノウハウがあるんですよね。

現地での展開作業は、対お客様が最重要の「サービス業」ですよね。ホスピタリティが重要で、技術力も大事。一方で、キッティングは何かというと、「製造業」なんだと思います。ミスなく高い品質で効率よくというところが求められる。テプラ張り等も、正確な位置に素早く張るみないな事が重要ですし、同梱品の管理も大量なものを必要なところに正確に入れていかなきゃいけない。在庫管理的なノウハウが必要なんです。IT業者になじみのない、5S教育等も行い整理整頓が品質や効率の為にどれほど重要か全く知らない人達に適宜伝えていかなきゃいけない。仕組みでカバーできているものもあれば、マンパワーでごり押していく時もあり、必要に応じて適宜ヒューマンエラーを回避するダブルチェックでの検品や、短期で一時的な案件だとしても自分たちのできる範囲で危険予知(KY)活動に取り組んでいかなきゃいけません。

そして、その背景には、お客様を見ている目はしっかりとなければいけません。そのパソコン一つ一つが、新品としてお客様の手元にわたり、喜びに繋がる。そこがイメージできなければ、キッティングは単なる流れ作業になり、取り扱う商品も単なる沢山ある中の一つの物品にしか見えなくなります。そうなった時に、酷い品質の作業に繋がるんです。
「ロースキル案件」なんて呼んでいるIT業者に品質のいいキッティングなんてできません。できるとしたら、ハイスキルのSEさんがきっちりマスター仕上げたり、ヒューマンエラーの入る余地のないキッティングの仕組みやチェックシステム使った時や作っている時ですね。ま、そういうキッティングも勿論沢山あるのですが・・。ま、良いエンジニアも限られたリソースですからね。マンパワーで押すキッティングが無くなることも、短納期の展開が無くなることも暫くないでしょう。
一生懸命、良い品質で行きましょう!

2020年9月1日

新入社員研修!

お疲れ様です。日向です。
今日のプレジデントオフィスは、新入社員研修について書きたいと思います。

結構、新入社員研修って、あれもこれも詰め込みたくなるんだよね。特に、拠点の責任者からは、現場でなるべく即戦力化できるように、統一知識として、あれやこれやと入社時に詰め込んどいて欲しい、と思っているわけ。
そして、わりと新入社員側も、早く活躍したい!って前向きな気持ちから、ハウトゥーを求める傾向が強いんだよね。

でも、新入社員研修を構成するにあたって、やっぱり全体的に会社を俯瞰して見てもらう事や、会社の考え方、ルールの浸透などの優先順位は高くて、特に経営者が最初に社員に伝えなきゃいけない事は、ナゼこの会社は存在しているのか、何のために、何を目的として事業しているのかってところを伝えておきたいのね。そして、どうして今この会社の考え方をするように至ったのか、みたいなストーリーを聞くチャンスは、このド初っ端を除いて機会作れないもの。

そして、法的な入社時研修で行うべきものだったり、当社のルールだったり、あまり面白くない、正直魅力付けにならない事も、この一番最初の時期を除いて、丁寧に伝える時期は作れない。だから、まっすぐに等身大に伝える。良い事も、大手に比べれば全然整ってない制度や福利厚生も隠さず伝えるし、良くしていくために取り組んでいる事も、反対されている事も伝える。聞いてみて、不貞腐れてブラックだと罵る人もいたし、ずっと寝ている人もいて、この初日・二日目の研修で退社した人もいるけれど、それも入社時研修としては大きな意義があったと思う。

あとは、如何に定着し、溶け込みやすくしていけるか、という会社としての取り組みだよね。拠点配属後も研修は続くし、どんどん具体化し、社内の事、お客様の事、技術の事、伝えなきゃいけない話しとか、聞きたい個人の志向や持っている技術、或いは受け止めたい意欲なんかも、たくさんある。相互理解を深めていけると良いよね。

動画撮っていて、エンディング収録するんだけど、そこでちょこっと話したホンネのところが私にとっては、新入社員研修やる上で、実は重要だったりするんだよね。。ま、聞いてみてください。

2020年8月31日

第17期決算総括

第17期の決算総括です。
株式会社トライアンフ代表取締役の日向正嗣でございます。

本期は、1月までの前半と、2月以降の後半に大きく状況が分かれる期となりました。前半は16期に引き続きWindows更改や消費税対応等の駆け込み需要に支えられ、利益・売り上げ共に大きな成長感を実感しておりました。後半は、新型コロナウイルスの影響を大きく受け、当社の売り上げの中核を占める導入系のプロジェクトやスポット案件は大幅に業務量を減らし、15期から継続してきたHRS事業部を始め、保守やコンシュマが下支えする形で出血を止めるべく、大きな人員配属変更を行いました。

新規事業として進めていたI-FLATは残念ながらリリース直後にコロナの影響を受けてしまいましたが、リモートスクールの支援物資としてコロナ期間のご家庭に無償配布させて頂き、コロナ環境下での子供達の学習環境を支える一助となりました。
現在、GIGAスクール案件を中心に導入案件需要も回復しつつあり、期初となる7月8月の採算化はまだ実現できておりませんが、社員一同力を入れて受注、運用に取り組んでいる所でございます。

また、四国オフィスの設立も順調に稼働に繋げることができ、現在北海道オフィス設立をもって、全国10拠点にて日本全エリアでのサポートサービスを行う体制が整いました。
北海道のお得意様から戴いているドラッグストア系の案件では、大規模全国案件の案件コントロールから一括してお請けし、その運用ノウハウを活かし、4月よりコールセンターも設立し、サポート体制を充実させて、一層品質高く対応できる体制に強化する事が出来ました。またキッティング案件を積極的に受け、大宝倉庫キッティングセンターの拡充も行いましたので、より大きな案件の一括受注を行える体制が整ってきた期でもありました。

後半のコロナ影響下により、売り上げのブレーキや前半の利益を食いつぶす結果となってしまいましたが、着地としては前期比増収・黒字確保となり、今期の回復期に向けて体力を温存する事が出来たと思います。新評価制度も運用し始め、昇給や賞与についてもメリハリがあった期となりましたが、頑張った社員が報われる風土の会社にしていければと思います。

今期は、業界の大きな変化が起こる年だと思います。新規の取り組みは失敗を恐れず、種をまき、力をつけていきたいと思います。また、今期は当社にとっても試練の期になると思います。ここまで、BSを意識し、会社としての力をつけ、信用信頼を大切にし、リーマンや震災期の話を常に社員と共有しながら厳しい時期の経営を見据えてきた当社の底時からや結束の試される年になると思います。

こうした時期こそ、品質を上げ、コストを抑え、スリムで筋肉質な経営を行う時です。驕りや怠惰は許されません。理念・ビジョンに共感し、懸命に働き品質に貢献できる社員にしっかり報い、お客様に真摯に向き合える会社にしていきたいと思います。今期も引き続き、社員一丸となって社業に邁進して参りますのでよろしくお願い申し上げます。