2006年12月22日

歳末パワーモーニング

うちの会社では、社員全員がそろうタイミングがめったにない。
フィールドワークが主なお仕事である限り仕方がないのだけど、全体でミーティングしたいなぁと思っていても、土曜も日曜も業務後になる夕方にしても殆ど誰かはお客様と絡む時間帯になっていてなかなか時間が取れない。
「朝」しかないんだ!
とみんなわかっていたんだけど、みんな遅くまで頑張ってくれているしなぁと思いなかなか実現しなかった全体ミーティング。
しかしながら、年末。どうしても今年の歩みや今後の方針は伝えたい。
そこで、思い切ってやりました。
<歳末パワーモーニング>
6時半にみんなで集って30分という凝縮された時間で、簡潔に報告・連絡する。
もちろん終了後も現場の近い人や遅い出動のスタッフに関しては個別に相談などもしたのだが、ぎゅっと詰まったよいミーティングができたと思う。
目標としてはやはり月1回くらいはミーティングタイムを持ちたいが、負担になるようでは逆効果だと思う。それでもやはり重要なタイミングできちんと締める。そうした試みが会社としての繋がりを強くしていくんじゃないかな。

先日講演でお話させていただいた学校の中に、「名古屋工学院専門学校」様がある。
「産学連携」と口に出すのは簡単だけど、実際に取り組んでいくのは難しい。
しかし、企業も「学生がほしい。ほしい。」の一点張りではなくて、授業に参加してみたり、インターンを受け入れてみたり、協力できることはいくらでもあるのではないだろうか。
もともと名古屋工学院専門学校様は、当社初の新入社員を受け入れた経緯や来年度の新卒受入等のお話の中で連携機会も多くいただけている。
その上で、連携機会を活かし、お互いのホームページへの掲載等を通じて社会的な価値観を共にあげていければ、協力体制を強固にしていく意義というものはとても大きなものになると思う。
(ご参考:当社プレスリリース更新)
企業活動において「ヒト」の問題はいつまでも変わらず重要問題の一つである。こうした試みはもっともっと広げていきたい。

土曜日にヨメのピアノの師匠のホームコンサートに参加した。
私自身は音楽的な素養は殆ど無いのだけど、圧倒的なプロの生演奏を目の前で聞く機会というのはめったにあるものではなく、テクニックというよりもその「表現力」に感動した。
無理やり結びつけるわけではないけれど、経営者にとって「感受性」というのはとても大切な資質の一つだと思う。専門外の事に対して極端にニブい人はゼネラリストの頂点たる経営者の資格が無い。
だから、自分の「色々な分野を楽しめる才能」はもっともっと伸ばしていきたいと思っている。
今回の「音楽レシピなひととき」はショパンに始まり、クリスマスの絵本の朗読とのコラボあり、荒川静香でお馴染みのイナバウワー・・じゃなくてプッチーニの「誰も寝てはならぬ」。
聞いたことのある曲を入れてもらえると初心者でも楽しめた。選曲や構成も本当に良かったと思う。
ホームページもエッセイなど普段感じている事が書かれていて中々面白い。
ピアニスト「黒田ゆか」

この週末トヨタの「MarkX」のCMにハマッている。
テレビの「俺は俺のやりかたでいく」もよかったのだが、ラジオで流れていたバージョンが本当にかっこいい。
この話、一連のストーリーが組まれていて狙いと共にいろんな味が楽しめて、すごく興味深い。
トヨタのページにも特集が組まれているので、時間がある人は見てほしいな。

2006年12月14日

《WBS》

本当にそろそろ一人親方状態を何とかしないといけない。
トライアンフを組織化するんだ。
という意識を最近は強く持っている。
そのための社員化だったんだし、そのためのオフィスでもある。
みんなが仕事を受け取ろうとしていても、私が今抱えている仕事ってなんなのか?という部分が表に出てこないと、エンパワーメントは中々進まない。
今、取り組みとしてWBS(ワークブレイクダウンストラクチャ)を意識するようにしている。
いわゆる仕事の分解化、可視化とよばれるもの。
本当はきれいにフローチャートのように纏めれれば一番いいのだけど、「きれいに」にこだわっては時間ばかりが過ぎてしまう。
序盤は手短に、手書きでもいいから、ざっと説明しながら図に落とし込む形でやれればいい。
この一年は「教える練習」を私が積む一年でもあった。インターンの受け入れもそうだし、事務を試みに教えることもそうだった。
いづれ一人の人間だけでは会社の全てのフローを把握できなくなる。
それまでにきちんとした組織が作れるかどうか?という事は、目の前の営業やサービスと同様に大切な事だと思う。
年末年始はそうしたキックオフの時期。