2007年2月7日

心に残った言葉

今日、ある新しく手がけようとしていた案件が先方の都合で延期になる事が確定した。
少し前辺りからだんだん雲行きが怪しくなってきて、やはり・・といった感じ。
だけど部材は送られてきた。
私が考えていたよりも、サイズはだいぶ大きなものが・・、そして思ったよりもまとまった日数分が・・・。
事務所に届けてもらったのは名古屋周辺分。主力で使おうと思っていた三河のT君の自宅にはどっさり届いてエライことになっているらしい。
彼から電話がかかってきて、家族含めて大分迷惑をかけている感じは伝わった。確かにこの事務所に届いている分だけでもちょっとねぇ。。部材の受け渡し方針の修正は必須だろう。しかもしばらく出番がない部材となったから今回は本当にたまらないだろう。
一通り話し終えてポツリと一言。
「あらためて見上げてみて、途方にくれてます・・」
ホントにごめん。。
今日の私の心に残った言葉ナンバーワンは「途方に暮れてます」だよ。。
ちなみにナンバーツーは、栄養士である妻が小学生から言われたという一言。
「学校のたこ焼きにはタコが入っていない。
 タコの無いたこ焼きなんてこんなに情けない食べ物は無い!」
である。うん。少年よ。よく言った。私もそう思う。
ちなみにそれは、「おこのみボール」という食べ物らしい。
そんなのあるんだ。始めて知ったよ。

2007年2月6日

アサーティブな発言

交渉シーンで大切な事は、もちろん第一に「相手の言いたいことをしっかり聞く」事だと思う。
「聞く能力」さえ磨き上げれば、ビジネス上ではググッと選択肢は広がるものだ。
その上で大切な事は、「アサーション」を意識した発言。
相手の意思を汲む気持ちは大事。
空気を読んだ対応も大事。
だけど、伝えたい事をきちんと伝える。自分の気持ちを真っ直ぐに伝える。そうしたコミュニケーションスキルはとても大切だと思う。
その次に大切な事?
うーん。
「笑顔」かな?

さて、挑戦者祭でプレゼンをした会社で私自身興味を持ったのは「メリットスカラシップ」を提案した佐藤先生の会社「株式会社デザインルール(Designrule)」だ。
プレゼン内容はともかく、「静岡大学発のITベンチャー」ってそれだけで応援したくなる。まだまだビジネスモデルも固まっていないみたいだけど、技術と時間を持っている学生と、それを支援しようとする先生がいるのって凄くステキだ。可能性にワクワクするよねぇ。
今は静岡大学生向けのSNSサービスを提供し始めたところみたいだけど、これからのweb2.0時代、駆け抜けるのは現在学生である彼らの世代だと思う。今後の業務展開には注目していきたい。
中々うちの業務と直接からませるのは難しいのかもしれないけれど、何らかの形で是非業務提携できていけるといいな。
挑戦者祭のブースで、代表の岸弘倫さんにもお会いしました。名刺を交換する手もぎこちなくて、社会人になりたての自分をちょっと思い出した。
お互い頑張っていい会社を創ろう!

2007年2月5日

《愛知の選択》

神田さんだったね。
今回の知事選挙は、「産業」の神田さんか「教育」の石田さんかという選択の選挙だったのだと思う。「経営者」としては、より愛知県の経済基盤を強化していくであろう神田さんという選択肢のほうがありがたい。一方、「一県民」としては教育を中心に行政改革の手腕の強い石田さんの方が魅力的だと私は思っていた。
神田さん圧勝か?とも、民主基盤の愛知だからもしかして・・とも、予測の難しい選挙だったけれど、接戦でみんながそれぞれ投じた一票が活きた戦いだったのではないだろうか。
みんなちゃんと投票に行ったかな?

2007年2月4日

中部挑戦者祭

このブログを載せてもらっているドリームゲートの企画で、「挑戦者祭」というのがあって、新しい起業家とのビジネスプランコンテストを見る機会があった。
昨日行われたのは、その中部地区予選みたいな感じのやつ。
ちょっと時間の都合上、懇親会の最後のほうはいられなかったので結局誰が中部代表になったのか実はまだ知らないのだけど、プランを聞いてみて私なりの感想を書こうと思う。
まず、有村さんの子供のための音楽検定。
審査員の人達、多分DSなんてしなさそうだしコメントが的を得ていなかったと思う。検定といっても国家資格でなきゃいけないなんてこともないし、むしろDSのビジョンとはマッチしていると思う。ただ、発案段階でコンテンツのプロトタイプも資金・開発計画も創造の粋を脱していないので、もうちょっと実際の行動がともなったら・・と感じた。ソフトハウスに持っていくアイデアの一つとしては面白いんじゃないだろうか。
次に長崎さんの紛失物防止システム。話がやたらとデカすぎて効果がミニマムな感じ。もっと簡単でローコストなシステムにして「紛失物防止」の確実性を増すアイデアがありそう。着眼点だけは面白いと思う。
松井さんの「こころのコンビニ」ネットカウンセリング。これも審査員ちょっと見識不足。というか、心が健全な人が審査員しているからこれは仕方ないかもしれないけれど、これは社会的なニーズから見ても、金額的な需給バランスから見てもきちんとブラッシュアップしていけば必ずビジネスになる。BtoCで行くかBtoBで行くかや、収入モデルをどうするかなど考えていかなきゃいけない点も多いと思うけれど、あの業界もカウンセラーと患者のミスマッチは深いと思うし、なんといってもカウンセラーの人達は殆ど商売下手なので松井さんのようなキャラは心強いんじゃないだろうか。
田中さん(山田さん)の感性日本語学習システム。
当日風邪でプレゼンを欠席しているようじゃ論外。誰かのコメントにもあったけど、最高経営者であれば大事なときに代わりなんていません。ホント、最低。
佐藤さんのメリットスカラシップ。
私自身は大学初ベンチャーって応援したいんだな。今回のプランで私が感じたのはおよそ審査員の方々の見解どおり。資金の出し手の企業サイドにメリットがちょっと薄い。やっぱり仕事の対価としてお金もらってそれを大学ベンチャーらしく育成援助資金にするってのが王道じゃないのかな。インターンはいつでも受け入れるし、その報酬をこの会社が貯めて育成資金にする、この道がいいんじゃないかな。
岡田さんの「幸福の種まき」。コメやらマメに印字する技術は、もうこれはしっかりしたビジネスに間違いなくなると思う。やり方しだいだけど堅実にやるもよし勝負をかけるもよし。このビジネスに対して支援するのは容易なんだと思う。
麻美さんの団塊の世代との世代間コミュニティサイト「熱民」。これもビジネスモデルとしては秀逸。技術もあり、マーケセンスもある。すでに注目度としては群を抜いていて、誰が見ても「これはいける!」というビジネスプランだと思った。だけど惜しむらくは「経営者がオゴっている」。審査員の方は技術出身の社長が無理にビジネスよりになる必要は無い・・みたいな事を言っておられたけど、それってそうかな?
実際にビジネスとしていけると感じたのは1.「熱民」、2.「幸福の種まき」、3.「こころのコンビニ」
ちょっと走るのやめといたほうがいいと感じたのは1.「感性日本語学習システム」、2.「紛失物防止システム」
そして、支援やコラボを含めて頑張っていって欲しいなと感じたのは、1.「メリットスカラシップ」、2.「音楽検定」、3.「こころのコンビニ」
私自身はやっぱり「教える人」を応援したいという気持ちがあって、うちに出来る協力はなるべくしていけたらなぁと思う。
なんにしても、面白い企画でした!